Translate

2017/07/30

TRNLizardをセットアップする(2)

前回はRhino/Grasshopperのインストールまで終わったので、いよいよTRNLizardのインストールです。

TRNLizardを準備する

Transsolar社のサイトのTRNLizardのページのダウンロードのインクを辿って、food4RhinoのサイトからTRNLizardをダウンロードしてインストールします。

Transsolar社のTRNLizardのページ
image

food4Rhino

ここからTRNLizardをダウンロードします。(はじめてダウンロードする場合、ユーザー登録が要ります。)
image


TRNLizardのインストール

ダウンロードしたファイル(Zip形式)を解凍すると、大量のGrasshopper User Object ファイルが展開される。

image

で、これをどうするのかと思ったら、専用のフォルダにコピーすればOKらしい。
Grasshopperのメニューから File > Special Folders > User Object Folder を選んで専用フォルダを開く。image

開いたフォルダに展開したファイルをすべてコピーする。

image

するとこの時点で、GrasshopperにTRNLizardのタブが追加され、TRNLizardのアイコンが表示されます。

image

早速アイコンをドラッグして配置してみると。。。

エラーだとおぉ!

image

メッセージを見ると、 Python Interpreter がインストールされていないのが原因のようです。(Pythonインタプリタってオプションなのか?)

調べてみると、food4Rhinoで公開されている GhPython がそれらしいので、これもインストールします。

image

GhPythonをインストール

上記のサイトからghpython2(ghaファイル)をダウンロードして、これも専用フォルダへコピーすればOK。(TRNLizardとはフォルダが違うので注意!)

Grasshopperのメニューから File > Special Folders > Components Folder を選んで専用フォルダを開く。

image

image

ここで注意点。ネットワークからダウンロードしたファイルはアクセスがブロックされているので解除しておきます。エクスプローラーの画面でghpyhton2を選択して、右クリックでプロパティを選択して、「ブロックの解除」をチェックします。

image

TRNLizardを起動

Rhino,Grasshopperを再起動して、TRNLizardのアイコンを配置すると。。。

おおっ!なんかそれっぽい画面が展開された!

image

どうにかTRNLizardのセットアップが完了したので、次は実際に動かしてみます。

つづく。


動作環境

Windows10 Pro(64bit)
Rhinoceros5(64bit) 5 SR14 64-bit (5.14.522.8390, 05/22/2017)
Grasshopper 0.90076, GhPython 0.6.0.3
TRNLizard(trnlizardpackage201704.zip)
TRNSYS18.00.0014(64bit)

2017/07/28

TRNLizardをセットアップする(1)

TRNLizardとは?

TRNSYS18からサポートされるRhinoceros/Grasshopper Pluign。どうも建物形状をパラメトリックに変えながらシミュレーションができるらしい。いわゆるパラメトリックスタディのツールっぽいんですが、いかんせんリリースされたばかりで使い方が分からない。というかRhinocerosもGrasshopperも未知の世界なので、ちょっと困った。

窓や庇の形状をパラメトリックに変えながらシミュレーションもできたら、それはそれで複数の条件をあれこれ組み合わせて試せるのは嬉しい。建物のデザインする人、特にパッシブデザイン方面には向いていそうです。

と言うことで、まずはセットアップから始めてみます。

何はなくともRhinoceros

ひとまず評価版をダウンロードしてインストール。と、ここまでは、問題なく終了。ひとまず起動した。

image

Grasshopperをインストール

GrasshopperってRhinoに標準で入っているのかと思ったら、別なんですね。
さて、どこにあるのかとググってみたら、Grasshopperのサイト(?)にあった。Windows版のGrasshopperのインストーラをダウンロードして、インストールする。

image

ここはメッセージに従って進めばOK.

Grasshopperを起動

インストールが終わったら、Rhinoを再起動して、コマンドラインから”Grasshopper”と入力してEnterすると。。。(なんか、このコマンドラインの雰囲気はレトロで懐かしい)

image

お、なんか起動した。

image

ということで、ひとまず準備は整った。次はTRNLizardのインストールだ。

次へ、つづく。

動作環境

Windows10 Pro(64bit)
Rhinoceros5(64bit) 5 SR14 64-bit (5.14.522.8390, 05/22/2017)
Grasshopper 0.90076, GhPython 0.6.0.3
TRNLizard(trnlizardpackage201704.zip)
TRNSYS18.00.0014(64bit)

2017/07/07

床面積と発熱量

TRNSYS18/TRNBuildのGainsに面積単位の発熱量のオプションが追加されました。図はライブラリに用意されている照明のGain「light_6W/m2」の定義です。新たに面積あたりのGainを指定するオプションが増えています。

image

関連してZoneの定義に床面積(ref. floor are)が追加されています。この面積の値はTRNSYS3Dのデータからインポートする際に図形の情報から自動的に設定されます。(もちろん後から任意の値に変更する事も可能です)

image

標準的な発熱源は予めライブラリ登録されているので、そこから選んで使用することも可能です。(名称や説明の単位がWになっていて分かり易い)

image

注意点としては、面積単位の発熱量を選んだ場合でも、面積単位のオップションの指定が必要です。これを忘れると1㎡相当の発熱量で扱われてしまうので、必ずオプションを選択してください。

下の図ではZoneへ「light_6W/m2」を割り当て、Multiplication by reference area of arinodeyesを選択して面積単位のオプションを指定しています。

image

Outputで確認

で、実際にGainが機能しているか確認してみます。imageOutput(NType)に新しい項目が追加されています。以下の例は、TRNSYS18基本操作ガイドで作成したモデルから在室者、照明機器の発熱量を出力した例です。

image

照明負荷を確認すると6W/m2×25m2で150W、これをkJ/hに換算すると540kJ/h。確かに面積単位で指定した負荷が確認できます。

在室者は顕熱252kJ/h(151.2kJ/h+100.8kJ/h),潜熱127.61kJ/h(0.052kg/hr*2454kJ/kg)で、こちらも負荷として正しく計算されています。この例では人数で指定していますが、照明と同じように面積単位で指定することも可能です。

このようにZoneの値に床面積(ref floor area)が増えたことで、面積単位の指定がやりやすくなりました。


動作環境
TRNSYS18.00.0014
Windows10 Pro (64bit)

2017/07/06

TRNLizardがRhinoニュース etc. で紹介されています

TRNSYS18でリリースされた新しいアドオンTRNLizard(Rhino/Grasshopperプラグイン)がRhinoニュースで紹介されています。

TRNLizard(トカゲ) – Grasshopper用の新しいプラグイン

パラメトリックスタディの他、TRNSYS18の新機能Daylightに対応しています。昼光利用を含む計算では、TRNLizardが向いているかも。