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2017/10/23

TRNSYS18トレーニングガイドを更新しました

TRNSYS18基本操作ガイド 2室モデル演習 を更新しました。

今回の更新では、TRNSYS3Dの部位別のConstructionの設定や日射遮蔽物の扱いについて追記しています。

2017-10-21_14h38_28

詳しくはこちら↓

トレーニングテキスト改訂 TRNSYS18(2017年10月20日版)

2017/10/20

TRNSYS18 新機能概要(10)新しいコンポーネント

TRNSYS18では新しいコンポーネントが多数追加されています。設計の初期段階で使えるシンプルなコンポーネントが用意されています。

6.    新しいコンポーネント 

標準ライブラリには、初心者がソフトウェアの使い方を簡単に理解できるようにする多数の基本コンポーネントモデルが追加されています。
また、これらの基本コンポーネントは、設計の初期段階で詳細情報が未定の段階でTRNSYSの使用を容易にします。
これらの基本コンポーネントは、設計が進んで詳細が決まった段階で、より詳細なコンポーネントに置き換えることができます。
例えば、設計プロセスの早い段階では、全体の冷房負荷は想定できているが使用する冷却コイルはまだ選択されていない場合があります。はじめは容量だけを指定する基本的な冷却コイルモデルのコンポーネントを使用し、冷却コイルが設計された後、詳細な冷却コイルモデルのコンポーネントへ置き換えることができます。

6.1.    New Controller Components

Simple Thermostat
Simple Humidistat
Dehumidistat
Aquastat (heating and cooling)
Tempering Valve (heating and cooling)
Delayed Inputs
Simple Differential Controller

6.2.    New Electrical Components

Four Parameter PV
Five Parameter PV

6.3.    New HVAC Components

Electric Resistance Heater (air and liquid)
Gas Heater (air and liquid)
Air Cooled Chiller
Air-to-Air Heat Pump
Boiler
Chilled Water Coil (dry or wet and partially wet)
Simple Cooling Tower
Direct Expansion Coil
Fan Coil
Furnace
Hot Water Coil (constant UA and varying UA)
Water Cooled Chiller
Water-to-Air Heat Pump
Residential Split System AC
PTAC
VAV Air Handler
VAV Air Handler with PFP Boxes Detailed Cooling Tower

6.4.    New Hydronics Components

Duct 
Constant Speed Fan
Variable Speed Fan
Air Diverter
Return Plenum

6.5.    New Loads and Structures Components

NIST Simple Infiltration
Simple Natural Ventilation

6.6.    New Thermal Storage Components

Simple Gas Heated Liquid Storage
Simple Electric Heated Liquid Storage
Constant Volume Liquid Storage – with HX Constant Volume Liquid Storage – no HX

6.7.    New Utility Components

Calling External Programs (MATHIS)
Calling External Programs (Python)
Calling External Programs (CoolProp) – 他のTypeから呼び出すことができるサブルーチンを提供します。

2017/10/05

TRNSYSで内部開口の作り方

TRNSYS17以降、多数室モデルでは外気側の開口に加えて、内部開口も扱えるようになっています。以前に書きましたが、住宅の縁側(最近はないか?)、ビルのダブルスキンのような開口が室内にもあるモデルを作成することができます。

モデルを作る際の注意点を何点かご紹介です。

内部開口形状の作り方

SketchUp/TRNSYS3Dでモデリングする際は、開口を作成する隣接するZone同士で次のようにモデリングする必要があります。

同じ形状の開口を作成する(内壁を作るのと同じで、背中合わせで同じ形状の窓を作成します)
・Constructionは"ADJ_WINDOW"を割り当てる

image

これでTRNBuildへImportすれば自動的に内部開口として変換されます。

Front/Backに注意

TRNBuildではWallの向きをFront/Backの指定で区別しています。外気側の壁(外壁)は室内側がFront,外気側がBackとして扱われます。内壁では任意の向きで指定できます。内部開口を設ける場合もこの向きによって日射の扱いが変わります。具体的には図のようにInternal Shading factorの扱いがFront/Backに依存します。Front側のみ指定可能です。内部開口にブラインドを付けるケースでは、この向きに注意してください。(External Shading factorの指定はありません)

外側がFront:外側にInternal Shading factor

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室内側がFront:室内側にInternal Shading factor

image


動作環境

以下の環境で動作を確認しています。

Windows10 Pro(64bit)
TRNSYS18.00.0015(64bit)