ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(3)

前回まででMinGWのインストールが終わったので、次はESP-r関係を確認します。

はじめにESP-r本体の前にGTK+のインストール。

これはインストーラー形式は用意されていないので、実行に必要なファイルのダウンロード、展開、初期設定を行います。つまり手作業で動作環境を整える必要があります。

はじめに、http://www.gtk.org/ にアクセスして適切なモジュールをダウンロードします。

画面上にある「Download」の項目をクリックしてダウンロードのページに飛びます。

ダウンロードのページでは、使用するOSを選択します。

ビルド済みのESP-rに合わせて「Winodws(32-bit)」をクリックします。

 次のページでは、スクロールバーを移動して、真ん中ぐらいを表示すると、図のように「All-in-one boundles」と書かれた箇所があります。

文書中の図の赤い矢印の部分をクリックして、GTK+をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルはZip形式で圧縮されているので、ひとまずこれを解凍します。

解凍されると「dtk+-bubndle_…」のような名前でフォルダに展開されます。

このフォルダを「GTK」という名前に変更してC:\ドライブの直下に移動します。

ここまで来たら、もう一息。GTK+の動作に必要な環境を整えます。

まずは環境変数の設定。

スタートメニューをクリックして、検索ボックスへ「環境変数」と入力します。

すると、画面上部に「環境変数を編集」という項目が表示されるので、ここをクリックします。

「 環境変数」の画面が表示されるので、PATHの項目を選択して、「編集」「新規」ボタンをクリックします。

「ユーザー変数の編集」ウィンドウが表示されるので、ここで”C:\GTK\Bin“を追加します。下図参照。

最後にGTKの初期化と、起動の確認です。

コマンドプロンプトから、”pkg-config  –cflags  gtk+-2.0“ を入力します。

続けて、”gtk-demo“を入力してデモ画面(下図)が表示されたらGTK+

さて、つぎはいよいよESP-r本体だ。

つづく。

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3件のコメント

  • はじめまして.
    RADIANCEインストールに参考にさせていただいています.
    環境変数の設定でPATHの項目は新規ではなく編集ではないといけないのでしょうか?
    PATHが元々ない場合はどうすればよいのでしょうか?

    • コメントが付いていたことに今頃気が付きました。半年も経ってますね。
      すでに遅すぎですが、返信します。
      PATHはMinGWの設定などで、すでに設定済みなので「編集」しています。
      存在していないようだと、なんか変ですね?

  • すいません,Qtのインストールについての質問でした.
    お願いします.

2件のピンバック

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