TRNSYSのコンポーネントの説明を考える

TRNSYSはコンポーネントの組み合わせ次第でいろいろな計算に応用できます。この仕組、かなり便利なんですが、説明しにくいところでもあります。

まずコンポーネントの設定画面を見ると、なにかいっぱい項目が並んでいます。慣れないうちは、どこをいじっていいやら戸惑います。

とは言え、普段使うのは赤枠で囲ったParameter,Input,Outputの3項目です。ここさえ抑えれば、コンポーネントの仕組みは分かったも同然です。

コンポーネントの中身は、基本的にはなんらかの「式」なので、以下のような対応関係になります。

こうやって見ると簡単ですよね。あとは目的に合わせて、適切なコンポーネントをつなげればシミュレーションの完成です。

これに実際のコンポーネントだと、計算モードの指定とか、参照するファイルの指定などなど、項目が増えて少し複雑になります。

というような説明だと解りやすいですかね?そろそろTRNSYSの入門シリーズを始めようかと、解りやすい説明を考え中です。

Autodesk FormItを早速使ってみる

Autodesk社からリリースされた、iPadの3Dデザインソフトをダウンロードして使ってみました。

モデリングは基本形状を配置したら、あとは指先で伸ばしたり縮めたり。動きとしてはSketchUpと同じよな雰囲気です。

でも、指先で操作できる感覚が何か新鮮です。

上の画面は日影を表示してみたところです。庇の形状が、どの程度影響しているか視覚的によく分かります。

日付は夏至(6月21日)の12:00に設定して表示していますが、この例だと庇はもっと短くてもOKそうです。

ちょっと残念なのは単位がフィート系なところ。おそらく、すぐに対応されると思いますが、やっぱりメートル系じゃないと、大きさがいまいちピンとこないですね。

ダウンロードはこちら→ AppStore FormIt

TRNSYSをWindows8へインストール

まあ、大した話じゃないですが、TRNSYSをWindows8へインストールする時に少々戸惑うのが、インストーラーを起動しようとすると表示される以下のメッセージ。

「WindowsによってPCが保護されました」

これ、Windows8からの新機能でSmartscreenというのですが、インストーラーが条件を満たしてないらしくて表示されます。

一見、OKボタンしかないため、インストール出来ないんじゃないかと思います。でも、よく見ると「詳細情報」という項目があって、ここをクリックすると、さらに詳細な情報が表示されます。

で、実際にクリックすると「実行」「実行しない」の2つのボタンが現れるので、ここで「実行」をクリックしてインストールを実行することができます。

ここからは普段のTRNSYSのインストーラーの画面が表示されるので、内容を確認しながらインストールを行います。

で、一通り終了するとスタート画面にアイコンが登録されます。

よく見るとドキュメント(マニュアル)のアイコンが見当たらないんですが、そこは前回の記事を参照して設定すればOK.

TRNSYS on Windows8

TRNSYS17(17.01.0025)をWindows8へインストール&使ってみました。

動いてます

結論から言うと、ひとまず動いています。Examplesから適当なプロジェクトを開いて実行してみる限りは、特に問題なく動いています。

Simulation Studio,TRNBuildなど、TRNSYSのアプリケーションは、特殊なモジュールも使わず、ごく普通にWindowsアプリなので、そもそも動かない方が変といえば変なんですけど。

ただ、コンポーネントの中には、プラグインをVBなどで実装しているケースもあるので、そのあたりについては未確認です。この場合、プラグインに頼らずマニュアルでデータを入れればOK(ちょっと面倒だけどね)

ドキュメントが開けない

とか言いながら試していたら、ドキュメントの表示で問題発生。ご存知のようにTRNSYSのドキュメントはPDF形式で提供されています。PDFの表示で以下2点ほど困りました。

  • スタート画面に登録されていない

どういうわけか登録されていない、というか登録はされているんだけど表示されていなので、「スタート画面にピン留めする」してあげればOK(やり方はググってみて下さい)

もしくは、デスクトップにショートカットを作るのでもOK.
  • 標準アプリ「リーダー」で開かれる

PDF形式のファイルはWindows8標準の「リーダー」で開かれるように設定されています。そして「リーダー」で開くと、なぜかドキュメント上のリンクがクリックできない。仕様?
このためドキュメントのトップページから各Volのファイルが開けない、検索画面が表示できないということになります。

これじゃ困るので、ここはPDFを開くアプリケーションをAdobe Readerに変更すれOK.

PDFを開くアプリケーションを変更する

エクスプローラーでPDFのドキュメンを選んで、右クリックで「プロパティ」を選択。表示されたダイアログで「変更」ボタンをクリック。

 アプリケーションの一覧から「Adobe Reader」をクリック。

これで、ドキュメントも問題なし。

思ったよりもあっさりと動きました。デスクトップでアプリケーションを使っている限りは、ごく普通にTRNSYSとして使えます。むしろWindows8のスタート画面が慣れないと戸惑います。ソフトウェアの互換性より、使う側(人間)の方の互換性の方が問題になりそうです。

作ってみようTRNSYSコンポーネント:補足 FORTRANの環境設定

しばらく前に書いた「作ってみようTRNSYSコンポーネント」の補足です。

TRNSYSの設定によっては、うまく記載通りに開発環境(Intel Visual Fortran)が起動しないケースが有るようです。

その場合、FORTRANの開発環境の設定が必要になります。

設定方法

Simulation Studioを起動して、[File]-[Settings…]で表示されるダイアログでDirectoriesタブのFORTRAN environmentの項目に開発環境を起動するパスを設定すればOKです。

以下、Microsoft Visual Studioを使用する際の設定例です。使用するVSのバージョンに合わせて設定します。

インストールフォルダを変更されている場合は、適宜読み替えて下さい。

Windows7(32bit)

VS2008
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2010
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2012
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 11.0\Common7\IDE\devenv.exe”

Windows(64bit)

VS2008
“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2010
“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2012
“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 11.0\Common7\IDE\devenv.exe”

Shellで起動

VSのShellで利用されている場合については、手元に環境がないので確認できませんでした。

おそらくスタートメニューにIntel Visual Fortranの起動用の項目が追加されていると思うので、それのリンク先をコピペすれば大丈夫だと思います。←くどいようですが手元に環境がないのでうまく行かなかったらごめんなさい。

関連記事

(1) 準備編
(2) プロフォルマ
(3) ソースコードの生成
(4) ソースコードの編集
(5) Simulation Studioで実行
(6) デバッグしてみる
補足 FORTRANの環境設定