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2013/07/23

スラッシュ("/")が問題

TRNSYSの最新版(17.01.0028)ではTRNBuildのZone/AirnodeのIDに("/")が使用できなくなりました。という話は知っていたのですが、どうもLayerの名称にも使えなくなったようです。というかですね、いままで使えてたんだって感じです。

"3/4_HARDWD "(3/4インチ・ハードウッド)といような名前が使えていたようです。
m系で生活していると変な印象ですが、インチ系の国では便利な名前の付け方なんでしょうね、これ。


話を戻すと、以前のバージョンで上記のような名称を使っていると、新しいバージョンではエラーとして処理されます。リネームしようにもTRNBuildでは開くことすらできなくなります。

実際のエラー画面:invalid layer type name

自分で作成したデータだと、あまりこのエラーに遭遇することはないと思いますが、サンプルデータのいくつかで使われているケースがあります。

スラッシュ記号("/")が使われているのが問題なので、こういう場合はメモ帳などで直接Buiファイル(*.bui, *.b17)を直接開いて、編集すればOKです。

編集上の注意点としては、Layerの名称は、それ自身の定義、Wallの定義で使われているため、複数個所に記述されています。
このため変更する際は「すべて置換」でまとめて置き換えないと、2度、3度とエラーメッセージをくらうことになります。ご注意ください。







2013/07/22

TMY/TMY2/TMY3気象データのフォーマット

TMY/TMY2/TMY3気象データのフォーマットのメモ
この3種類ってなにが違うんだろうって思ってたんですが、たまたま資料を見つけてしまったので、備忘のため残しておきます。

National Solar Radiation Data Base

NRELの気象データベース
http://rredc.nrel.gov/solar/old_data/nsrdb/


ということで、かるまとめると。。。

TMY

NRELの標準年気象データ(the typical meteorological year)

1952-1975 SOLMET/ERSATZ data base

TMY2

フォーマットはTMYと同じだけど、元データが新くなっている模様。

1961-1990 National Solar Radiation Data Base (NSRDB)

National Solar Radiation Data Base
User's Manual (1961-1990)
http://rredc.nrel.gov/solar/pubs/NSRDB/


TMY3

名前は似ているが、フォーマットはTMY/TMY2と互換性なし。(基本的に同じだけど、一部変更されているっぽい)
元データも新しくなっている?

Users Manual for TMY3 Data Sets
http://www.nrel.gov/docs/fy08osti/43156.pdf

↑なぜかChromeで開くと、途中で落ちる。






2013/07/19

TRNSYSので指数表記の出力を何とかする

指数表記

TRNSYSで計算結果を書き出すと、指数表記になります。

試しにType25で書き出してみると、だいたいこんな感じ。

 TIME                     TAIR_EG_GB               TAIR_EG_GB               TAIR_EG_GB            
 HOURS                                                                          
  +0.0000000000000000E+00  +2.0000000000000000E+01  +2.0000000000000000E+01  +2.0000000000000000E+01
  +1.0000000000000000E+00  +1.9809095712617690E+01  +1.9484726116999660E+01  +1.9615743684332390E+01
  +2.0000000000000000E+00  +1.9709755926303043E+01  +1.9233914565182772E+01  +1.9394910639839168E+01
  +3.0000000000000000E+00  +1.9747419227402617E+01  +1.9327408298779126E+01  +1.9471953393093376E+01
  +4.0000000000000000E+00  +1.9693025737107675E+01  +1.9182863053396972E+01  +1.9382176378677428E+01
  +5.0000000000000000E+00  +1.9664338574763043E+01  +1.9141843020969311E+01  +1.9345477650980808E+01
  +6.0000000000000000E+00  +1.9612642012823343E+01  +1.9044367724365255E+01  +1.9286016094005646E+01
  +7.0000000000000000E+00  +1.9558755297995550E+01  +1.8963047372044027E+01  +1.9228754224595775E+01
  +8.0000000000000000E+00  +1.9497057977033769E+01  +1.8866835171629649E+01  +1.9166137250448045E+01

パッと見た感じ、なんだかこれだと解り難い。というか見るのがツライ。ちなみに書き出しているのは室温です。

でもまー、普段はしょうがないやで放置していますが、大量のデータとか見るときには、やはり少々げんなりします。

そういう時に便利なのがType25f。書式付で出力できるので、出力がこうなります。

 TIME     TAIR_EG_GB  TAIR_EG_EB  TAIR_OG                  
    0.00,   20.00,   20.00,   20.00
    1.00,   19.81,   19.48,   19.62
    2.00,   19.71,   19.23,   19.39
    3.00,   19.75,   19.33,   19.47
    4.00,   19.69,   19.18,   19.38
    5.00,   19.66,   19.14,   19.35
    6.00,   19.61,   19.04,   19.29
    7.00,   19.56,   18.96,   19.23
    8.00,   19.50,   18.87,   19.17

ぐっと読みやすくなります。

書式指定の方法

これ、やり方は簡単でType25fで書式を指定するだけ。

 ちょっと小さくて分かり難いので、大きく書くと、こんな風に指定します。
もっと細かい指定もできます。
ここらあたりを参考にすると、いろいろできて面白いですよ。






2013/07/05

TRNSYSでテキストファイルを読み込む

実測などで集めたデータをTRNSYSの計算で使いたいことってありますよね?

そういう時に便利なのがData Reader Type9シリーズ。汎用のデータリーダーなので、実測データとか、なにか他のツールで計算したデータとか、とにかくテキスト形式のファイルであれば読み込む事ができます。

Type9

Direct Access Toolbar(画面右側)のData Readersのフォルダを見ると。。。


6種類あるので、なれないうちは、どれを使ったものか迷います。
が、よーく見るとGeneric Data Files 以下の3フォルダの中身は「Free Format」か「Specified Format」の2種類になっています。

Free Format 

自由形式、いわゆるCSV形式のファイル。

Specified Format

データの書式を指定する形式。固定長で隙間なくデータが書き出されているようなデータファイルを読むときに使用します。


基本的に、この2どちらかの形式で、あとはバリエーションで3種類に分けられています。
良く利用されるのはType9c(Skip Lines to Start/Free Format)です。通常は、これを選べば間違いないです。

使い方

試しにサンプルで用意されているファイルを使って読み出し設定します。

使ったファイルはこれ:C:\Trnsys17\Examples\Data Files\Type99-UserFormat.99

このファイル、気象データのサンプルなので、最初の方はごちゃごちゃとヘッダー情報がついている点に注意してください。
19行目の"<data>"の行以降がデータになります。この部分の最初のカラム(ちなみに風向の値)を読み出してみます。

Type9の設定

Type9cを配置したら、設定を行います。

まずは「Parameters」タブで2か所変更します。

Header Lines to Skip: 19
ヘッダー部分はデータとしては邪魔なので読み飛ばします。ヘッダーの19行分を指定します。

Interpolate or not : -1
データの補間処理をOff(-1)にします。これ既定だとOn(1)になっています。補間処理されてしまうと元データと比較できなくなるので、Offにしておきます。

次は「External Files」タブで、データファイルを指定します。ここは上記のサンプルのファイルを選んであげればOK

あとは、出力用にType65をつないで準備完了。

実行して、こんな感じのファイルが書き出されていたらOK.
1カラム目はタイムステップなので、2カラム目(赤枠内)に元データと同じデータが書き出されていれば成功です。

いったん読み込めてしまえば、あとは他のコンポーネントのInputとして使うことができます。


2013/07/02

TRNSYS3DってSketchUp2013じゃ動かないっぽい

2013/7/2 追記
Transsolarのサポートから回答がありました。SketchUp2013でも動作可能だそうです。
どうも単にインストール時のパスの指定が適切じゃなかったようです。SketchUp2013のインストール先のパスを指定すればOKそうです。
という事で、いかの件は終了です。


TRNSYS-USERSメーリングリストを見ていたらTRNSYS3Dが新しいSketchUpでうまく動作、というかインストールできないという話が出ていました。

しばらく前にSketchUpの最新版2013がリリースされたのは気づいてたんですが、これは困った。しかも旧版のダウンロードページが消えている模様。さらに困った。

慌てて確認してみたところ、日本語版に関しては残ってました。

2014/9/14 追記
旧バージョンのダウンロードページ
www.sketchup.com/ja/download/all

使用される予定のある方は早目にダウンロードされるのをおススメします。