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2017/04/13

TRNSYS18 新機能概要(3)Simulation Studio, FORTRAN90

新機能概要の3章、Simulation Studioの新機能の訳です。

3. TRNSYS SIMULATION STUDIO

3.1. パラメトリックスタディ

新しいパラメトリックスタディ機能では変数値のテーブルを使って、一連のシミュレーションを実行することができます。テーブルは、Simulation Studioで直接作成することができます。はじめにコンポーネントを選択し、変更する変数(Parameter、InputまたはEquation)に値を指定します。 必要に応じて'+'ボタンをクリックして値を指定する回数を追加することができます。

複数のシミュレーションを並列実行する個数の指定も可能です。CPUのマルチコア・アーキテクチャを利用して、複数のシミュレーションを並行して実行することができます。シミュレーションが実行されている間に別の作業を続けたい場合は、負荷を適切なレベルに保つために並列実行を1つに制限することも可能です。(よりCPUのリソースを有効活用できます)

並列実行を1つに制限することは、プロジェクトで使用されるコンポーネントが並列実行に対応しないもの(たとえば、固定の名前で一時ファイルを作成するなど)がある場合にも有効です。

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補足解説

TRNSYSで条件を変えながらシミュレーションを行いたいケースってありますが、パラメトリックスタディ機能では、複数の条件を指定してまとめて一気に計算を実行できます。並行して複数の計算を実行できるので、例えば計算が100ケースあっても、2計算並行だと半分、4計算並行だと1/4の時間で済みます。

 

3.2. 3D Building Projectの昼光利用対応

3D Building assistant(ウィザード)の新バージョンでは、このドキュメントに記載されているType56の新機能へ対応しました。また、以前は設定項目ごとに複数のダイアログに分かれていましたが、簡略化され1つのダイアログウィンドウにまとめられています。このダイアログで日射分配率や地中温度を定義することができます。このウィザードはSketchUpで作成したIDFファイルを読み込み、プロジェクトと建物の説明の両方を含むTRNSYSプロジェクトに変換します。読み込まれた建物のデータは新しい昼光機能を使用することができます。

 

3.3. 相互運用性の向上

TRNSYSモデルファイル(.TMFファイル、プロフォルマ)は、汎用的なXMLの形式で保存できるようになりました。これにより、サードバーティーによるSimulation Studioのモデル記述のインポート、およびエクスポート用のソフトウェアの開発が容易になります。モデルをXMLで直接作成することも可能です。

従来の.TMF形式も引き続き利用可能です。両方の形式が使用可能です。

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シミュレーション入力ファイル(dckファイル)のメタコマンドも拡張されました。リンクスタイル/接続ポートに関する情報を格納できるようになりました。

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この機能は、3D Building assistantでプロジェクトを生成する際にも使用されています。

 

3.4. FORTRAN90形式のテンプレート

Simulation StudioからエクスポートされるFORTRANのテンプレートがFOTRAN90形式に対応しました。

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また、テンプレートの記述内容もIN / OUT / PAR 配列を直接操作するものから、TRNSYSのアクセス関数に変更されています。

 

3.5.その他の改善点

Simulation Studioでは、上記の他、以下の機能拡張が実装されています。

• 簡略化されたダイアログ:未使用のタブは非表示化、キーボードショートカット
• 接続ウィンドウの改善:名前順の変数の並べ替え表示。最初にインバウンド変数をクリックし、削除キーで選択した接続を削除し、新しいキーボードショートカットとマップを作成します
• 改善されたエラーレポート:エラーがあれば自動的にタブ付きの新しいデザイン、改善されたフィルタ機能のレポートを表示(notice/warning/errors)
• シミュレーションサマリーレポートのアクティブ化
• 多数の単純化と問題の修正

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