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2018/09/20

TRNSYSクイズ(TRNSYS-USERSより)

先週、TESS社(TRNSYSの開発元)からTRNSYSに関するクイズが出題されていました。(完全に見落としてて、いま気がついた)

外気温のデータから一定の条件で冬期、夏期の判定をする問題です。詳しい内容はこちら、

[TRNSYS-users] A TRNSYS Quiz

しかも賞金付き(優勝すると100ドルのディスカウント)

本日、結果が発表で、アイントホーフェン大学(オランダ)のRoel LoonenとMK教授が賞金を獲得しています。

[TRNSYS-users] The TRNSYS Quiz

出題は一見、シンプルな処理にみえますが少々面倒そうな内容です。これを数個のコンポーネントを組み合わせて冬期、夏期の判定を行っています。

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工夫次第でいろんな処理が出来る物ですね。

2018/09/18

室内の温度制御(TRNSYS-USERSより)

TRNSYS-USERSの冷房、暖房の制御方法についての質問から。

[TRNSYS-users] Help needed

室温に応じて、冷房、暖房機器の制御を行いたいけど、具体的にどうしたら良いかという質問です。

これに対しての回答としてウィンスコンシン大学で公開しているチュートリアルが紹介されています。

TRNSYS 17 Tutorials and Examples

Temperature Level Control from Energy Rate Control , using the TRNSYS Restaurant Example

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リンク先の資料 「Figure 14:  Adding Mechanical Components in the Simulation Studio 」より

シンプルなモデルで制御の仕組みが紹介されています。

最近、制御系の質問多いですね。


リンク先のサイトについて

TRNSYSの開発が始まったウィンスコンシン大学、Solar Energy Laboratoryのサイト。こちらではTRNSYS関連のサンプルや資料が公開されています。

TRNSYSアップデートの公開サイトも、こちらに置かれています。

2018/09/17

SketchUp Free (SketchUp for Web)

SketchUp2018からProだけになったと思ったら、Makeに代わる無償版はWeb版になっているんですね。いまごろ気がついた。2017年11月頃からリリースされていたようです。

https://www.sketchup.com/ja/products/sketchup-free

URLへアクセスして、ユーザー登録をしたら表示されるのが下の画面。

2018-09-17_13h18_57

ツールバーが左右に配置されているのが特徴的ですが、使い勝手はまるでデスクトップと同じです。日本語にも対応している。

残念ながらPluginへは対応していません。ということでTRNSYS3Dの用途では使えないです、残念。(これで対応していたらすごいんだけどね)

2018/09/10

Rhinoが起動しない

â– 

2018/9/19更新

PCを初期化してドライバー、Rhinoを入れ直したら、今度は何事もなく正常に動くようになりました。nVidiaのドライバーを疑っていたんですが、何が原因だったんだろう?
他のアプリケーションの影響も考えられるので、すべて元通りインストールしてみたんだけど、これも問題なし。はて?Windowsのファイルが破損してたか???
ということで、解決しました。

以下の方法で解決している例もあるようなので削除せずに残して起きます。参考までにどうぞ!

仕事用に新しく購入したノートPCへRhinoをインストールしたら動作しない。起動はするんだけど、すぐにフリーズする。

いろいろ調べたらどうやらGPUの問題っぽい。購入したPCにはnVidiaのGeForce MX150が搭載されているですが、どうもこれのドライバーの問題。

Viewports frozen! Nvidia mx150 HELP!

これなんか似たような感じなので、更にリンク先をたどると次のような情報に行き当たります。

Fixing Frozen Viewports on Dell Laptops

これすごく長いので、概要だけ書き出すと。。。

現象

  • Rhinoのビューポートがフリーズする

原因

  • Rhinoの問題ではない
  • GPUドライバーの競合(CPU内蔵の統合グラフィックスとGPUカードの競合)
  • 他のOpenGLを使用するアプリケーションでも発生する
  • PCの初期状態(出荷時の状態)では問題が無い
  • Windows Updateの実施後に発生する(2018/2)

対策

ドライバーのアップデート、アンインストール等では改善しないので以下の方法でドライバーを更新する。(詳細な手順はリンク先を参照)

1)最新のNVIDIAビデオドライバをダウンロードする
https://www.geforce.com/drivers

2)PCをインターネットから切断する(有線とWiFiの両方を切断する)
3)両方のビデオドライバーを完全にアンインストールして削除する
デバイスマネージャでIntel,nVidiaの順で削除

4)コンピュータを再起動します(まだインターネットに接続していない状態で再起動する)
5)手順1でダウンロードしたNVIDIAビデオドライバをインストール
6)インターネットに再接続する
7)インテルGPU用ドライバのインストール/アップデートをWindowsに強制する
8)再起動
9)問題が解決!

ということで試してみたら、残念ながら解決しなかった。仕方ないので、Rhinoで使うGPUをIntelへ変更して起動。これだとGPU搭載のノートPC買った意味なんだけどなぁ。。。

Microsoft社のサイトで似たような問題を見つけたので、ノートPCだとありがちな話なのかも?

[Partially Fixed] Intel + NVIDIA Laptop Freeze Problem

概要:

nVidaのGPUを搭載したノートPCでフリーズが発生する。Windows、ドライバーのバージョンによって発生内容が異なる。ここ数年、基本的に最新バージョンほど改善している傾向だが収束していない。

しかし困ったな。もう少し調べてみるか。。。

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Home(64bit, 1803)
GeForce Game Ready Driver 399.07 & 397.93

2018/08/30

Equationでゼロ割対策(TRNSYS-USERSより)

ブルースクリーンのイラスト

ちょっとした計算に便利なEquationですが、値の組み合わせでゼロ割エラー(ゼロで除す割り算)が発生するケースがあります。

[TRNSYS-users] equation solver problem

この例ではType9から読み込んだ値を使って、A/Bのような式を計算しているとエラーが発生しています。エラーメッセージは、

"The TRNSYS Program attempted to evaluate an equation that has a division by zero"

ということなんですが、典型的なゼロ割エラーですね。読み込んでいる元データに0が含まれているようです。これはEquationに用意されている関数を使ったちょっとした工夫で対応できます。例えば、

A/(MAX(0.0001,B)

MAX関数を使って、受け取ったBの値と0.0001を比べて大きな方を使って計算を行っています。Bの値に0が来たら0.0001へ置き換えて計算するのでゼロ割エラーを避けることができます。

(ただし、Bの値が正負両方の値が想定される場合は問題が発生するので、別の対策が必要です)

Equationの使い方についてはドキュメントの以下のセクションが参考になります。
2.7. Equations (基本的な操作方法)
6.3.9. The EQUATIONS Statement (用意されている関数等)

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1803)
TRNSYS18.00.0019(64bit)

2018/08/29

高解像度ディスプレイでTRNSYSを使う

新しいPCが届いたので、早速TRNSYSをインストールして起動したら、なんか画面が小さい。
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ツーリバーのアイコンやメニューの文字が小さくてツライ。解像度の高いPCだとこういう表示になっちゃうんですね。
こういうときはDPIの設定で対応します。以下設定方法です。Windows10(1803)の設定例ですが、Windows10 Creator’s Update (1703)以降であれば同じ設定が出来るようです。
Simulation Studioの実行イメージのDPI設定で調整します。
  1. エクスプローラーでSimulation Studioの実行イメージのフォルダへ移動(C:\TRNSYS18\Studio\Exe)
  2. Simulation Studioの実行イメージ(Studio.exe)を選択して右クリックで「プロパティ」を選択
  3. 表示されるウィンドウで「互換性」タブを選んで
  4. 高解像度の変更をクリック
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「高いDPIスケールの動作を上書きします」チェックして、リストから「システム(拡張)」を選択してOKボタンをクリック。
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これでSimulation Studioのアイコンやメニューの文字が調整されます。
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ちなみにこの設定、Simulation Studioに限らず他のアプリケーションでも同じです。高解像度の高いディスプレイにしたらアイコンやメニューが小さく表示される場合には有効な設定です。

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1803)
TRNSYS18.00.0019(64bit)

2018/08/24

TESS Libraryをインストールしてみる

TRNSYSには標準で100数十個のコンポーネントが用意されています。気象データリーダーやオンラインプロッターなど汎用で使えるコンポーネントから、各種機器などが含まれています。(下図の赤枠)

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TESS Component Libraries

その他にオプションで提供されるコンポーネントライブラリが複数リリースされてます。
その中で最もポピュラーで収録されているコンポーネントが多いのがTESS Librariesです。
これをインストールすると、下図のように大幅にコンポーネントが追加されます。

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TESS社がコンサルティング業務を通じで開発した以下の14カテゴリーのコンポーネントが利用できるようになります。

  • Application Components
  • Controller Components
  • Electrical Components
  • Geothermal Heat Pump (GHP) Components
  • Ground Coupling Components
  • HVAC Equipment Components
  • Hydronics Components
  • Loads and Structures Components
  • Optimization Components
  • Solar Collector Components
  • Storage Tank Components
  • Utility Components
  • Cogeneration (CHP) Components
  • High Temperature Solar Components

追加されるコンポーネントは標準には含まれていない機器や計算方法、同じ機器でもより詳細なコンポーネントが含まれています。ちょっと標準コンポーネントでは物足りないといったときには便利なオプションです。

TESS Component Libraries について詳しい情報はこちらのサイトで紹介さています。

例題も含まれているので、以下、Examplesからいくつかピックアップしてみました。

ASHRAEに基づいた地中熱コンポーネント

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水を使った機器(ドライミストとかかな?)

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太陽熱集熱器

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動作環境

以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1803)
TRNSYS18.00.0019(64bit)
TESS Component Libraries 17