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2016/12/27

ビール造りにTRNSYS

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TRNSYSにはオプションでTESS Librariesという便利なコンポーネントを集めたライブラリが用意されています。
もともとTESS社(TRNSYSの開発グループの1社)がコンサルティングプロジェクトで開発したコンポーネントを元に構成されています。つまり実務で検証が取れているって事ですね。

このオプションには14種類のライブラリが含まれていて、更にそれぞれ複数のコンポーネントが含まれる構成になっています。(概要はこちら

このライブラリの概要(英文)の訳をチェックしていたら。。。

「ビールの醸造プロセスでなんとかかんとか。。。」という訳が出てきて、誤訳かと思ったらホントでした。(いままでちゃんと読んでなかったよ、ソーリー)

原文:Cogeneration (CHP) Components

The TESS Cogeneration (also known as the Combined Heat and Power or CHP) Library features many steam system components: pumps, valves, superheaters, desuperheaters, turbines, etc.. These components may be used to simulate different cogeneration or trigeneration systems at different scales. TESS has used them to simulate the thermodynamics of the beer brewing process and to model a biomass power plant.

和訳:Cogeneration (CHP) Components
Cogeneration Components にはポンプ、バルブ、過熱器、過熱器、タービンなどの多くの蒸気システムコンポーネントを備えています。これらのコンポーネントを使用して、異なるスケールで異なるコージェネレーションシステムまたはトリジェネレーションシステムをシミュレートできます 。 TESS 社ではビール醸造プロセスの熱力学シミュレーションとバイオマス発電プラントのモデル化にそれらを使用しました。

まー、いろんな使い方があるんですね、TRNSYSって。

2016/12/16

SketchUp2017とTRNSYS

TRNSYSのSketchUp2017用のプラグイン(TRNSYS3D Plugin)は正式にはリリースされていません。
でも、2,3日まえに先にFacebookで書いちゃいましたが、SketchUp2016のプラグインがそのまま2017でも利用できるようです。

で、試してみました。

インストーラーを上記のリンク先からダウンロードして、右クリックのメニューから「管理者として実行」でインストールを開始します。

途中、インストール先のフォルダの指定の画面で、SketchUp2017のパスへ変更します。

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あとはそのままインストール作業を進めればOK。
実際に使ってみたのが下の画面。まあ、見慣れたいつもの画面ですね。

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2016/12/15

TRNSYSのドキュメントをGoogle翻訳で簡単翻訳

TRNSYSのドキュメントは詳細に記述されています。英文の多読にはもってこい。専門用語も豊富なので、海外の文献を読むいいトレーニングになります。とかとか強がってはみても英文なのはやはり辛い。特に年末や年度末の忙しい時は。。。

幸いな事にTRNSYSに添付されるドキュメントはすべてPDF形式です。Adobe ReaderなどのPDFリーダーで表示するのが一般的ですが、最近はブラウザでも開くことができます。これとGoogle翻訳を組み合わせると簡単に翻訳できます。

PDFは「C:\Trnsys17\Documentation」に格納されています。

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ドキュメントをそのままダブルクリックするとPDFビューワーが立ち上ってしまうので、はじめにブラウザ(Google Chrome)を起動して、ドラッグ&ドロップでPDFを開きます。

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翻訳したいテキストを選択して、右ボタンクリックで表示されるメニューから「Google 翻訳」を選択します。

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するとChromeに新しいタブが開いて、翻訳が表示されます。

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機械翻訳なので多少変なところはありますが、大筋を理解するには十分なレベルじゃないでしょうか?詳細は後で原文をちゃんと読むという事で、忙しい時など時間の節約になります。

2016/12/14

続FORTRANコンパイラが。。。

前回までの話

なぜかIntel Parallel Studio XE 2017(以下、XE2017)でTRNSYSのコンポーネントのプロジェクトが変換できなくなってしまいました。(詳しくはこちら

なにか条件があるのかもしれませんが、どうもうまく変換できません。変換がダメなら、ドキュメントを参考にスクラッチから新しく作ろうかと思いましたが、それもいろいろ設定が細かくて面倒です。(vol 7.Programmer's Guideに記載されています)
もしかして変換が不要な既存のプロジェクトを元に修正すれば簡単なのではと思いついて試してみました。

プロジェクトを準備する

TRNSYSにはXE2017より少し前のバージョン、XE2011のソリューション(IvfCXE2011.sln)が添付されています。COMPAQ Visual Fortranに比べたらかなり最近のバージョンなのでプロジェクトの変換が不要(※)です。これに含まれているプロジェクトを元に新しいコンポーネント用のプロジェクトを作成してみます。

※「ソリューション」としてはバージョンが違うので変換が必要になりますが、ここでは「プロジェクト」を使うので、特に変換なしで作業できます。

以下、すでにプロフォルマからExportしたソースコード(Type201.for)がある前提で話を進めます。

まずは、IvfCXE2011.slnの所在を確認します。「C:\TRNSYS17\Compilers」フォルダにある「IvfCXE2011」フォルダがそれです。

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このソリューションはTRNDLL、その他をビルドするものなので、さらに3個のプロジェクト(フォルダ)が含まれています。

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ここから「MyType」フォルダを丸ごとコピーして雛形として流用します。コピーしたら分かり易いように「MyType201」といういう名前にリネームしておきます。

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さらにフォルダの中身を覗くとプロジェクトファイル(.vfproj)があるので、これも分かり易いように「MyType201.vfproj」にリネームします。

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さらにSimulation StudioからExportしたソースコードを同じフォルダに放り込んだら準備完了です。

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XE2017(画面はVisual Studio2015で起動)を起動。先ほど用意したプロジェクト「MyType201.vfproj」を開いて、「Sourace Files」フォルダへソースコード「Type201.for」を追加します。

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プロジェクトのプロパティ変更

あとは、追加したソースコードに合せてプロジェクトの設定を何カ所か変更します。

[プロジェクト]-[プロパティ]で設定画面を表示して、以下の赤枠の項目を変更します。構成「Release」で、「リンカー」の出力ファイルの項目をプロジェクト名に合せて「MyType201.dll」へ変更します。
2017/10/19 追記
ここは $(OUTDIR)\$(ProjectName).dll としておくとプロジェクトと同じ名前でDLLが出力されます。プロジェクト名と揃える場合に便利な指定方法です。

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つづいて「ビルドイベント」のコマンドラインのファイル名を同じように変更します。

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2017/10/19 追記
ここも copy $(OutDir)\$(ProjectName).dll  C:\TRNSYS17\UserLib\ReleaseDLLs\*.*  とするとプロジェクト名と同じ名前で扱われます。

【重要】構成「Debug」も忘れずに同じように変更を行います。

あとはビルドして、「C:\Trnsys17\UserLib\ReleaseDLLs」フォルダにMyType201.dllができあがっていれば無事成功です。

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これでType201が利用できる状態になったので、TRNSYSのプロジェクトから呼び出して計算に利用できます。

もっと面倒なのかと思ったけど、なんとかなった。

さらにこのプロジェクトをソリューション(IvfCXE2011.sln)へ追加しておくと、TRNDLL.DLLのビルドも同時にできてDebug、Releaseモードの切り替えが楽になります。
複数のコンポーネントを開発する場合には、同じ手順でプロジェクトを作成、まとめてソリューションへ登録しておくと、ソースコードのメンテナンスがやりやすくなります。

2016/12/12

FORTRANコンパイラが。。。

2017/06/27 追記

この件、XE2017 Update4で修正されています。以下の環境で確認済み。
TRNSYS17.02.0005
XE2017 Update4
Windows10 Pro (64bit)

TRNSYSのコンポーネントを作成するのに欠かせないIntelのFORTRANコンパイラ。その最新版、Intel Parallel Studio XE 2017(以下、XE2017) でプロジェクトの変換がうまくいかないようです。

詳しくは以前に書いた、「作ってみようTRNSYSコンポーネント(3) ソースコードの生成」の手順に従って「COMPAQ Visual Fortran プロジェクト項目の抽出」を実行する必要があるんですが、その処理がうまくいかないようです。
これSimulation StudioからExportされたCOMPAQ Visual Fortran形式のプロジェクトをXE2017形式へ変換する作業なんですが、はて、なんでできない?いままでできていたのに。

試しにXE2017の評価版をインストールして、CVF66.dsw(C:\Trnsys17\Compilers\Cvf66)を開くと。。。

まずは、アップグレードの画面が表示されて、これは無事に終了。

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つづいて、「COMPAQ Visual Fortran プロジェクト項目の抽出」(Extract Compaq Visual Fortran Project Items)を実行すると以下のような画面が表示されて上手くいきません。

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「Fortran プロジェクト・ファイルの変換に失敗しました。
プロジェクト・ファイル(.dsp)は変換されていません。」

こりゃ困る。コンポーネントを作るときに困る。XE2013まではちゃんと変換できていたのになんでだろ?いやな汗が出てきた。

なにか手を打たなきゃと思い始めたところで、次回へつづく。

2016/12/01

RADIANCEはじめました(2)

地味にマニュアル読んでます。

What is Radiance?

Radianceという単独のプログラムは存在せず、複数のプログラムから構成されている。これって、UNIXワークステーションが使われていた頃には割と一般的に使われていた方法。

今になってはどういう経緯で見学に行ったのか思い出せないが、昔CGのプロダクション大手でツールのデモをしてもらったことがある。オペレーターというか制作の担当者がバチバチとコマンド入力して作業している姿に愕然としたことを思い出した。これが作っている映像のキレイさとのギャップがすごい。商業ベースで使われる映像の華やかさと、キーボードから入力される謎なコマンド。当時はあれで最先端だったはずなんだけど、今考えるとかなり人に厳しい。憶えるのに相当時間が掛かるはずだ。(当時もGUIを使ったツールは存在したんだけど、開発しながら映像を制作する現場だと、あれはあれで正解だったのかも)

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さて、Radianceである。図には10個ぐらいしか描かれていないが、ドキュメントによると100個以上のプログラムがあるらしい。組み合わせでとってもフレキシブルに使える。(ホントか?)
複数のコマンドをつなげたり、オプションで自由自在らしいので、楽しみである。いや楽しみじゃないな、これ。

Ray-tracing vs. Radiosity

Radianceでは他のレンダリングツールに比べて物体と物体の相互反射を厳密に計算するらしい。(レイトレーシング法による)これに対して一般的には ambient light(環境光?)を使って計算している。(簡易に計算して高速に処理している?)
Radianceって他のレンダリングツールと何が違うんだろう、というか他のツールで光の計算はできるんじゃない?って思ってたんだけど、このあたりが学術系で使われる理由でしょうか?
いまどきは商用ツールでも同じような事ができそうな気もするんだけど、残念ながらリサーチ不足でよく分からない。

読み始めたチュートリアルは約50ページ。現在3ページ目ぐらい。先は長い。

つづくか不安。