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2014/02/05

TRNSYS/Type56で日射量を内部で計算する

以前にTRNSYS17.1から日射の扱いが変わった、というか設定方法が増えた話を書きました。

「TRNSYS17.1を試す:日射データの扱いが変わった!」


しかしよく考えたら、従来の方式と新しい方式で結果を比較したことないなーってことに気が付いたので、試してみました。

おさらいを兼ねて新旧の方法を比べてみると。。。。

気象データリーダーとType56の接続

従来方式

気象データリーダーで方位別の日射量を計算して、Type56のOrientationに接続する。接続がいっぱいです。

TRNSYS17.1から使える新しい方式

Type56の中で日射量を計算できるので、つなぐ項目は必要最小限。つないでいる項目が少なすぎて心配になるレベル。
明らかに後者の方が接続少なくて済みます。

Type56(TRNBuild)の方位設定

従来方式

TRNSYS17.1から使える新しい方式

見た目にはあまり変わりないですが、後者ではCalculationの項目がinternalに切り替わっています。

そして結果を比較すると。。。

自然室温で比べてみると。。。。、一緒ですね。(安心した)

厳密に比べると小数点以下4桁ぐらいで違っているんですが、まあ計算上は無視できるレベルですね。


2014/02/03

風は北から吹いてくる

TRNFlow/COMISのCp値は北が0°

TRNFlow/COMISで風向は北を0°として時計回りに東90°、南180°のように扱います。
風圧係数を定義する場合も同じように北=0°で時計回り角度で扱います。

さて、風圧係数と言えば、参考資料としてドキュメントのAppendix Aの表にまとめられています。割とこの表の値を使うケースって多いと思いますが、でも、この表って南が0°で記載されているんですよね。
Appendix Aの表では南=0°

前述したようにTRNFlow/COMISでは北=0°で扱いますから、表の風圧係数は180°回転して読み替える必要があります。

例えば図のような南側の壁を例にとると、


表のFace1の値を180°づつずらすので、次のように定義します。


もしくは、Face1を180°読み替えるとFace2(Face1じゃないですよ)と同じになるので、Face2の値をそのまま使ってもOKです。

Appendix Aの表って、あちこちで参照されている表なので、TRNFlowのドキュメントでも、あえてそのまま掲載しているのだと思いますが、ちょっと紛らわしいですよねー。