TRNSYS/Type56で日射量を内部で計算する

以前にTRNSYS17.1から日射の扱いが変わった、というか設定方法が増えた話を書きました。

「TRNSYS17.1を試す:日射データの扱いが変わった!」

しかしよく考えたら、従来の方式と新しい方式で結果を比較したことないなーってことに気が付いたので、試してみました。

おさらいを兼ねて新旧の方法を比べてみると。。。。

気象データリーダーとType56の接続

従来方式

気象データリーダーで方位別の日射量を計算して、Type56のOrientationに接続する。接続がいっぱいです。

TRNSYS17.1から使える新しい方式

Type56の中で日射量を計算できるので、つなぐ項目は必要最小限。つないでいる項目が少なすぎて心配になるレベル。

明らかに後者の方が接続少なくて済みます。

日射がつながっていないように見えますが最低限Solar zenith angle(天頂角)AZENがつながっていれば良いようです。(どんな仕組?)

Type56(TRNBuild)の方位設定

従来方式

TRNSYS17.1から使える新しい方式

見た目にはあまり変わりないですが、後者ではCalculationの項目がinternalに切り替わっています。

そして結果を比較すると。。。

自然室温で比べてみると。。。。、一緒ですね。(安心した)

厳密に比べると小数点以下4桁ぐらいで違っているんですが、まあ計算上は無視できるレベルですね。

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