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2012/04/26

ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(8)

前回までのあらすじ

Radianceを動かすためにQtをインストールしようとしらMinGWのバージョンチェックで引っかかる。
とは言え、引っかかるのはヘッダーファイルのバージョンなので、ビルドはしないから、いいだろうという判断でQtのインストールを続行する。

で、今回はいよいよRadianceのインストールへ。

では、まずはビルド済みのRadianceをダウンロード。
LEAD Vistaのページへ行って、Radiance.zipをダウンロードします。
http://web.me.com/koji_takemasa/MobileMe/LEAD_Vista.html

これをC:\ドライブのトップへ解凍します。

こんな風に展開されていればオッケー。


そして次は、環境変数の設定。
"C:\Radiance\bin"をPathに追加します。

それと、RAYPATHという環境変数を追加して、こちらは"C:\Radiance\lib"を設定しておきます。


さて、以上でインストール作業は終了です。
Radiance本体は拍子抜けするぐらい、簡単です。

あとは、無事に起動できればOK。

と、ここまで書いて気が付いたけど、Radiance使ったことがないので起動の仕方すらわからない。
どうやって起動すんのRadiance?


LEAD Projectのサイトに入門書があったのを思い出したので、ダウンロードしてみる。
http://web.me.com/koji_takemasa/MobileMe/manual.html

コマンドラインからファイル名を指定して、起動するっぽいので、試してみる。

> rvu c:\Radiance\lib\tree.oct

なんとか起動した。(画面が真っ暗なのは、光源の設定が入っていないデータだったらしいから)

Qtのインストールで表示されるMinGWのメッセージは無視しても大丈夫なようです。

さて、だいたい仕組みはわかったので、あとはどうやってインストーラーを作るかだな。

つづく。

2012/04/25

LEAD Projectのディスカッションボード

告知です。
Google グループでLEAD Projectのディスカッションボードが立ち上がっています。

LEAD Project

ESP-r、Radianceなど、建築環境シミュレーションの情報交換にどうぞ。



2012/04/24

TRNSYS Simulation Stuido コンポーネントのつなぎ方

入門者向けに試しにビデオなど作ってみました。というか、ずいぶん前に作ってたんですが、公開するのをすっかり忘れた。。。



ビデオだけだと、何をやっているのか意味不明なので、そのうち解説もちゃんとつけます。


つづく。

2012/04/20

ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(7)

さて、前々回前回とQtのインストールがMinGWのバージョンチェックでつまずいております。

そこそこ動く確信はあるので、バージョンチェックを強行突破(無視)して作業を進めてみたいと思います。

と言うことで、前々回のメッセージが表示されたあたりからの続きです。
インストールしても動かないっていってますが、あえて「いいえ」を選択して先に進みます。

ファイルの展開が始まります。これが、かなり長い。コーヒーでも淹れて、気長に待ちます。

無事にファイルの展開が終わったようなので、「Next >」をクリック。

そして、インストール作業が無事完了。「Finish」でインストーラーを終了します。

次はQtのConfigureを実行します。

コマンドプロンプトを起動して、configureを入力します。
いろいろ聞いてきますが、メッセージを読んで、順に選択していきます。
 こんな画面がでたら、作業終了です。
さて、つぎはいよいよRadianceだ。

つづく。

2012/04/19

ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(6)

さて、前回、MinGWのバージョンがどうも違っているらしいことが発覚しました。

リポジトリで問題のヘッダーファイルを探してみると。。。
それらしいファイルを発見。でもこれって日付が2008年ですが、これなのか?そんな古いバージョンを前提にしているのか?

 で、インストーラーを探すと、2010年以降のファイルしかない。。。orz
行き詰まったぞ。むーん。(゜-゜)

Radianceのバイナリーが、なぜ簡単に入手できないか、わかってきた気がする。。。

しかしな、ヘッダーファイルだし、Qtの再ビルドが必要じゃなければ、無視してもOKなんじゃなかなろうか?きっとそうだ。たぶんそうだ。
という事で、Qtのインストールを強行してみる事にする。

つづく。



ESP-rとRadianceのインストーラーを作る(5)

前回のESP-r編から、間が開いてしまいました。
今回はRadianceのインストール編です。

作業はおおまかに次の2段階です。

  • Qtのインストール
  • Radianceのインストール

そんじゃ、まずはQtのダウンロードから。余談ですがQtは「キュート」と発音します。ずっと「キューティー」だと思ってた。人前で「キューティー」って発音すると恥かきますから注意しましょう。

http://qt.nokia.com/ へアクセスして、SDKのダウンロードのアイコンをクリックします。
次に表示されるページの中程にQt Libraryという項目があります。ここからMinGW版をダンロードします。


qt-win-opensource-4.8.1-mingw.exe とう名前のファイルがダウンロードされたら、ダブルクリックで起動してインストールを開始します。
以下、実行画面です。基本的に表示されるダイアログでデフォルトのボタンを押していけば作業が進みます。

まずはファイルの解凍が始まります。

 メッセージを確認したら「Next>」をクリック。
これも「Next>」をクリック。 
 次は、ライセンスの表示を確認して、「I accept the ~」の項目を選んで、「Next >」をクリック。
 インストールするコンポーネントの確認です。ここも「Next >」をクリック。
 インストール先のフォルダ名の確認ですが、これも変更なければ、そのまま「Next >」をクリック。
 スタートメニューへ登録する名前の確認です。これも変更なしで、そのまま「Next >」をクリック。
 次は、すでにインストールされているMinGWのフォルダの確認です。MinGWをデフォルトのフォルダ以外にインストールしている場合は、ここで正しいパスを指定してください。
パスを確認できたら「Install >」をクリック。

と、ここで問題発生。
メッセージによると、なんか、ヘッダーファイルのバージョンが違っているらしい。
どうもQtが想定しているMinGWはver3.13を想定しているらしいが、これが合っていない???

w32api.hを開いてみると、確かにバージョンが違う。Qtが想定しているMinGWって最新版じゃないようだ。


MinGWの入れなおしか。うーん(゜-゜)

つづく。


2012/04/13

TRNSYS-users拾い読み:TRNSYS3dをTRNBuildでインポート

TRNSYS3Dで作成したデータをTRNSYSへインポートする方法は、
・Simulation Studioでインポート
・TRNBuildでインポート
の2つの方法があります。ところがテキストには前者のみ記載されています。

後者のTRNBuildでインポートする方法は、コマンドとして存在するのは知っていたのですが、説明が何もないので、使っちゃまずのかと思ってたらTRNSYS-usersに使い方が投稿されてました。


で、簡単な使い方。

1. モデルを作る。
TRNSYS3Dで、建物モデルを作成して*.idf形式で保存しておきます。

2. TRNBuildでインポート
Fileメニューから"Import TRNSYS3d file..."を選択して、表示されるウィンドウで、右上の緑色の矢印をクリックして、*.idfを選択します。

 次に、今度は左下の緑色の矢印をクリックするとインポートが開始されます。
数秒ほど待つと、*.idfから*.b17が作成されます。

3. Simulation StudioでType56を配置
上記で作成したファイル(*.b17)をType56で指定して、あとは通常の手順でシュミレーションに利用することができます。



2012/04/05

facebookでTRNSYSのページはじめました

facebookでTRNSYSのページを始めました。

このブログの投稿を含め、関連情報を掲載する予定です。

よかったアクセスしてみてください。
ついでにTRNRYS.JPのページで「いいね!」していただけたりすると、大変うれしいです。

TRNSYSのEquationの便利な使い方

TRNSYSの小ネタです。
ちょっとした計算に便利なEquationですが、変数を扱う場合にも利用できます。

例としてグラフの表示を1年分から1週間分に変更してみます。
Type65を配置して、計算結果を出力すると、デフォルトではすべての結果をまとめて一画面にプロットします。
これを週単位で結果を表示したい場合、グラフのプロット数を指定してあげると、週単位で表示することができます。
Equationを使って設定する場合は、具体的には以下のような式を用意します。
nPlots = (STOP-START)/168.

※:START,STOPはTRNSYSが標準で用意している計算の開始、終了時刻を表す定数です。
 ここで設定したnPlotsは変数のように扱うことができるので、他のコンポーネントで直接、値として参照することができます。

で、実際に設定してみたのが以下の画面です。
Type65のParametersの"Number of plots per simulation"にnPlotsを直接指定しています。
 この状態で、再度シミュレーションを実行すると、今度はグラフが一週間単位で表示されれます。

Equationを使わずに、プロット数を直接指定しても構いません。でも、それだとシミュレーション時間が変わるようなケースでは、その都度入れ直しになります。
こういう場合には式で設定しておくと、変更なしで対応できます。

Simulation Studio上で、どこにもつながっていないEquationがあると、なにか気持ち悪い(悪くないですか?)場合は、Control Cardsに直接記述することも可能です。
こんな感じで記述すればOK。
どちらかという、個人的にはこちらの方がおススメです。Control Cardsに関連の強い値を設定する場合に、設定が解かりやすくなります。

例えば、以下の例ではタイムステップ(delt)も式として設定しています。この値を参照するのはControl Cardだけなので、独立したEquationとして定義するよりも関連性が分かりやすくなります。