Translate

2013/06/04

TRNSYSでスケジュール設定 x 3本勝負 (3) 条件判定

さて、前回はType14を使った設定例をご紹介しました。

シンプルなスケジュールであればEquationを使って同じような設定も可能です。
例えば、こんな感じ。

hour = mod(TIME,24)
OnOff = and(ge(hour,9),lt(hour,20))
 
この例では剰余演算mod()でTIMEを時刻(hour)に換算、その値を比較してOnOff状態を判定しています。
 
前回のType14に換えて、ここで計算したOnOffをType56へつなげば09:00-20:00の間だけ暖房がOnになります。

さて、ここまで紹介した例では、いずれもスケジュールが固定のケースでした。でも、実際計算する場合って、もうちょっと複雑な条件にしたいですよね?
例えば、暖かい日には暖房をOffにしたいというケースってないでしょうか?
そういう場合、既存のコンポーネントとEquationを組み合わせると簡単に条件を設定することができます。

Type14とEquationを組み合わせ条件判定


前回作成したType14のスケジュールとEquationで条件判定をしてみます。この例では、

  • 09:00-20:00 で暖房On
  • ただし、外気温が20℃以上ならOff

という条件で設定します。

コンポーネントのつなぎ方としては次のような構成をイメージしてください。


コンポーネントの準備

まずType14、こちらは前回そのままの設定です。ただし、直接Type56へつなぐのではなく、後述するEquationへつなぎます。

次はEquation。これで条件判定します。まず外気温とスケジュールの値が必要になるので、受け取るためのInputを追加します。
Tamb:外気温
Schedule:暖房のOn/Off



そして気象データリーダーからは外気温を受け取るように接続します。

さらにType14からはスケジュールを受け取るように接続します。

2016/5/24 追記
上の図では「Instantaneous value」から「Schedule」へつないでいますが、ここは
「Average value」を使うのが適切なようです。

Equationで条件判定

さて、条件判定ですが、冒頭の例のようにand()関数で判定を行います。この関数は指定された2つの値が真であれば真の値(1)を返します。
スケジュールについてはOnOff状態をすでに受け取っていますので、外気温の状態を20℃未満であれば真(1)、20℃を超えていれば偽(0)とした値で処理します。

LowTemp = lt(Tamb,20)! Tambが20℃未満なら1,以上なら0
OnOff = and(LowTemp,Schedule) !LowTemp,Scheduleがどちらも1なら1

これで、外気温とスケジュールの判定処理が出来上がりました。後は、OnOffの値をType56へつなげばOKです。

この例のようにコンポーネントを組み合わせることで、条件判定を設定することができます。

つづかない。
2013/06/06追記
もう一回つづきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿