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2013/06/03

TRNSYSでスケジュール設定 x 3本勝負 (2) Input

前回、なにも考えずに暖房スケジュールを題材ではじめてしまいました。よく考えたら梅雨の時期に暖房はないですよね。大失敗です。

しかし、いまさら冷房設定に話を置き換えるのもなんなので、このまま暖房設定の例で突き進みます。

Inputを使ってOn/Off設定

さて、前回はTRNBuildの中でOn/OffをScheduleを選択して設定しましたが、その際に他の選択肢としてInputという項目も表示されていました。



このInputはTRNSYS全般で、コンポーネントをつなぐときに出てくるあのInputです。これを選ぶと外部のコンポーネントから値を受け取ることができます。外部でスケジュールの他、コンポーネントを組み合わせて条件判定によるOn/Offを受け取ることができます。

という事で、Inputを選んで設定してみましょう。
1)まずはInputを選択
2)値は前回同様に大き目の値を入力
3)"new"を選んで新規のInputを作成
4)分かりやすい名前を指定。この例では"HEATING_ONOFF"としています。
ここまで指定すると、Type56に新しいInputが追加されます。

新しいInputを反映させるために、Simulation Studioに戻ってBuilding(Type56)のアイコンを選んで、右クリックで表示されるメニューから[Update building variable list]を実行してください。

Tアイコンをダブルクリックして確認すると、TRNBuildで追加したInputが追加されているのがわかります。(下図)

Type14でスケジュール設定

さて、これでInputの設定はできましたので、次は外部のコンポーネントを使ってスケジュールの設定を行います。TRNSYSにはこういう時に便利なForcing Functionsというコンポーネントが用意されています。
このコンポーネントでは時刻に応じた値を設定することができます。何種類か用意されていますが、ここではGenerarlフォルダからType14hを配置します。
このコンポーネントにはプラグインが用意されているので、これを使ってスケジュールを設定します。入力は時刻とその時刻の値のセットで指定します。
グラフを確認しながら値を入力。

Type14とType56を接続する

ここまで設定が終わったら、あとはType56に接続します。
これでType14hで設定したスケジュールの値がType56でInput/HEATING_ONOFFへ入力されるようになります。

この例だと結果的に計算としては前回とまったく同じになりますが、TRNBuildを起動しなくてもスケジュールの変更が可能になります。
スケジュールを変更して何ケースか計算を行う場合など、Type14を複数配置して切り替えるということが簡単にできます。


つづく。。。

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