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2017/04/14

TRNSYS18 新機能概要(4)TRNBuild,Glazing, Scheule

新機能概要の第4章(TRNBuildとType56)の訳に入りました。一日一章のペースで訳を作るのが目標です。が、TRNBuild/Type56は変更点が多くてなかなか進みません。ひとまず途中まで公開です。

4. TRNBuild/多数室モデル (TYPE 56)

4.1 TRNBuild – 多数室モデルインターフェース

このセクションではTRNBuildのインターフェースに関連する変更点の概要を説明しています。

 

4.1.1. Navigator

construction type(layers, surfaces, windows)やschedule type、regime typeの項目がTRNBuildの Navigatorウィンドウに追加されました。 既存のtypeをダブルクリックすると、対応する設定画面が表示されます。右クリックで新しいデータを追加や既存のデータの削除、名前の変更、保存を行う事ができます。

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Figure 1: Extended TRNBuild navigator

4.1.2. Construction Types

WALL typeはCONSTRUCTION typeへ名称が変わります。これは床、天井、屋根または壁の構造を定義する項目であることを明確にするための名称変更です。

Construction, Window typeでは、製造時のエネルギー、再生可能なエネルギー、再生不可能なエネルギーを定義できるようになりました。

これらの情報は、プロジェクトの建物モデルで使用されているconstruction, window typeごとに集計された面積とともにINFファイルの末尾に出力されます。

4.1.3. Glazing library

TRNSYS 18パッケージには、TRNSYS 17の「add-on」ライブラリに基づくグレージングシステムライブラリが含まれています。グレージングデータベースには、メーカーから提供された詳細な特性に基づいた230種類以上のグレージングシステム(断熱型、日射遮蔽型、複層、トリプルなど) が含まれます。

注:TRANSSOLAR Energietechnik GmbHは、明示または黙示を問わず、開示された情報、装置、製品またはプロセスの正確性、完全性または有用性について、またはその使用が私的所有権を侵害しない旨を示す義務または責任を負うものとします。

グレージングシステムライブラリはLawrence Berkeley National Laboratory(http://windows.lbl.gov/)のWindow 7.4.6.0プログラムで生成されています。

このため、TRNSYS 18では新しい標準ファイル(TRNSYS18.stdとTRNSYS18_evis.ssp)が使用されます。これらのファイルでは、可視光の透過率と反射率の積分特性は、Type56の2バンド太陽放射モデルによって必要とされるエネルギースペクトルに基づいています。

Windowで使用可能なほとんどの標準ファイルでは、 人間の目の分光感度のために、波長が全可視範囲を表すわけではありません。

新しいグレージングデータベースでは、グレージング特性データの構文が、標準ファイルと、昼光シミュレーションのための放射輝度材料を選択するのに役立つよう、人間の目のスペクトル感度による可視透過率を含むように拡張されています。

BERKELEY LAB WINDOW v7.4.6.0 DOE-2 Data File : Multi Band Calculation : generated with TRNSYS18.std

Unit System : SI
Name : DOE-2 WINDOW LIB
Desc : GU_ClimaGuard_N_#3_Ar90
Window ID : 3201
Tilt : 90.0
Glazings : 2


SHGC 0.660 N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A
Tvis_daylight: 0.800

Layer ID# 33000 33009 0 0 0 0

Figure 2: Glazing system property data syntax

TRNSYS18の標準形式で作成されていないグレージングデータを使用することも可能です。しかし、1つのゾーンで異なる基準で生成された2つのグレージング特性を使用することはできません。TRNSYS18で新しい標準形式のファイルを導入する理由は、高い選択性グレージング特性(例えば日射遮蔽型のグレージング)を有する並立した2つの窓の日射のより正確なシミュレーションを可能にするためです。

ライブラリのグレージングシステム(例:図2のGU_ClimaGuard_N_#3_Ar90)の「説明」(Desc :)は、以下のように記述されます。

YY_name_NN_filling
YY - Manufacturer code
(GU…Guardian, IP…Interpane, SG…SaintGobain, GT Glas Trösch) name - Glazing system name
NN - Coating position e.g #3 (numeration starts on the outer face)
filling - Filling between glass panels

4.1.4. Schedule Types

TRNSYS18ではschedule typeの定義が視覚的に確認できるインターフェースが追加されました。また、新しいスケジュールとして年間スケジュールが加わりました。年間スケジュールは特にgain typeのscaleの指定に有効です。(参照 4.1.6 )

また、SIA2004に基づいたマンション、ホテル、オフィス、学校、スーパーマーケットやレストランなどの建物の用途別に40以上のスケジュールがGerman、French ライブラリに追加されました。

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Figure 3: Schedule types and library

補足解説

SIA2004が詳しくは分からないのですが、文脈からすると用途別に決められたスケジュールのパターンがあるようです。(EU基準?)
日本でも標準的なスケジュール(学会モデルとか自立循環のパターンとか)が提供したいところです。

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