パッシブ気候図がグッドデザイン賞を受賞

パッシブ気候図が2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。

パッシブ気候図

すごい大雑把に説明すると、気象データを視覚的に分かり易くしたチャートです。 地域の気候特性が把握しやすいため、設計の初期段階や、気候風土を比較する際に特徴を捉えやすくなります。

例えば、下の2つのチャートは東京都内のある地点2つの気温のデータです。この2つを比べて地域特性を説明するのって、かなり難しいと思います。この2つ比較して、特徴つかめるでしょうか?同じ都内なので、温度の傾向はそれほど変わらないように見えます。

東京都内のある地点の気温
東京都内のある地点の気温
東京都内のある地点の気温
東京都内のある地点の気温

パッシブ気候図で気温を読み解く

同じ気温のデータをパッシブ気候図で描いてみます。

ぱっと見でもコンター(等高線)や色の分布の違いが分かります。上の図に比べて下の図では、夏期の最高気温は同じぐらいなのに、冬期は気温がかなり低い事が分かります。中間期や夏期はコンターの幅も狭くなっていて日較差も大きいことがうかがえます。
パッシブ気候図では、このように地域特性が視覚的に判断しやすくなります。クライアントへ説明する際にも説明しやすいと思います。

パッシブ気候図では、気温の他、湿度、風向、風速、日射量も扱います。ちなみに上の2つは東京と八王子です。湿度や風向風速を含めて比べると、まったく違う傾向があることが分かります。(下図)

東京、縮小版
東京
八王子、縮小版
八王子

風向、風速(右上)を比べると、東京は年間を通してさほど変化が見られないのに対して、八王子は春から夏にかけ風の強い時期があるのが分かります。

湿度(右下)で比べると、東京では春から夏にかけて夜間に湿度が高くなりますが、八王子では年間を通して夜間の湿度が高い傾向になっています。同じ都内とは思えないほどの特徴が見て取れますよね。

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