SolarDesignerは工学単位系 or SI単位系?

単位系について、ときどき訊かれるのですがSolarDesignerでは両方使えます。

設定はとっても簡単[ツール]メニューから[プロジェクト情報]を選んで、表示される画面で単位系を選択するだけです。

OKボタンをクリックすると、画面表示が選んだ単位系に切り替わります。

しかし、単位系っていっぱいあるし、人によって好みがあるから大変ですよね。

[ファイル]メニューの[基本設定]でも同じような設定が可能です。こちらでは新規に作成するプロジェクトの既定値を設定する事ができます。

SolarDesignerで外気導入

東京は今日も猛暑日の予報です。暑い日が続きます。

夜もなかなか涼しくならなくて寝苦しい夜が続いていますが、昨夜はうっかりエアコンを入れたまま寝てしまって、今朝は少々体がイタイです。

前置きはさておき、暑いと言っても地域によっては夜間は気温が下がって、すごしやすい事もあります。そんな地域ではエアコンつけっぱなしよりも外気を取り入れて、夜は快適に過ごすことができそうです。まあ、いわゆる外気導入と夜間換気って事ですがSolarDesignerでは簡単に試す事ができます。

設定は以下の図のように、「空調設定」のタブで、「外気導入」を選び、あとは導入条件を設定するだけです。地域性や生活される方が寒がり、暑がりなのかの指向に合わせて設定すればOK。

ちなみに、この例では外気導入をするだけで、7月の平均室温が1℃ほど下がります。気象データは東北の福島(福島県福島市)のデータを使っています。(なんで福島かっていうと、単に私の実家なので選んでみました)

最低気温で見ると20℃ぐらいまで下がる時間があるので、日によっては寒いかもしれないですね。

実際、うちの実家は郊外なので、夜間開けっぱなしだと明け方は寒いぐらいです。

場所によっては防犯上の問題や、騒音などで外気導入できないケースもありますが、平均で1℃下がるのは結構効果がある方じゃないかな?

Radianceを求めて徘徊する(4)

さて、前回ようやくCygwin版Radianceがダウンロードできたので、インストールに挑戦。

ダウンロードしたファイルは圧縮形式なので、解凍してみると以下のようなファイルが出てきます。

けっこういっぱいありますね。INSTALL.txtあたりから開いてみると。。。

ヮ(゚д゚)ォ! なんじゃこりゃ?

改行位置がへんですね。メモ帳じゃ駄目っぽいので別のエディタで開いてみる。

こんどは読める。Unix形式のテキストだったんだね、たぶん。

さて、読んでみるとCygwinの起動からはじまってますね。って事は先にCygwinをインストールしないといけないわけだ。。。そうか、Cygwinいるのか。Cygwinって必要なのビルドのときだけかと思ってた。。。

そもそもUSBメモリで使う事考えるとCygwin前提にするのってありなんだろうか?って思ってたらLEAD Project本家からCygwinをUSBメモリにインストールする方法についての情報をいただきました。

つづく。

Radianceを求めて徘徊する(3)

Radiance Knowledge BaseWindows Alternativesから、次の項目を選んでいきます。

今度は2.Various Radiance binaries for Windowsをクリックしてみると、次のようなページが表示されます。

Latest Downloadsという枠の中に、Cygwin Radiance 3R9というのがあります。(3R9はたぶんver3.9のWindowsの意味)クリックしてみると、こんどは次のような画面が表示されます。

日付は2008年10月。オフィシャルバージョンの3.9のリリースが2008年4月であることを考えると、やっぱりver3.9のWindows版みたいです。

さて、ダウンロードですが、これがちょっとわかりにくい。下の方にDownloads 2.4というのがあります。2.4ってなんだ?とか思いながらクリックすると、まったく違うツールのページに飛ばされます。

一瞬困惑しますが、よおーく見ると、左上のところに小さなフロッピーディスクのアイコンがあって、じつはこれがダウンロードのボタンです。

紛らわしいですねー。このアイコンをクリックして、しばらく待つと”cygwin-radiance_dist-3R9.tar.gz”というファイルがダウンロードされます。

よおやく、Radianceに辿りつきました。次はインストールだ。

つづく。

Radianceを求めて徘徊する(2)

前回、Desktop Radianceはかなり以前にリリースされたバージョンだというのがわかりましたが、そもそもRaianceのバージョンってどうなっているのか調べてみました。

リリースされているバージョンに関して詳しくはここここのページに記載があります。これ、いずれもローレンスバークレー(以下LBNL)のサイトです。前回のブログでLBNLっていろんな事やってんだななんてコメント書きましたが、ここ見てRadianeのオフィシャルバージョンはLBNLが開発しているというのを今更ながら知りました。お恥ずかしい。

さて、話をつづけると最近のリリース状況を調べると、以下のようになっています。

Version 4.0 (Released 3/12/10)
Version 3.9 (Released 4/30/08)
Version 3.8 (Released 10/17/06)
Version 3.7 (Released 7/25/05)
Version 3.6 (Released 10/21/04)
Version 3.5 (Released 3/21/03)

だいたい1年から2年ぐらいの間隔でリリースされていて、現在は2010/3/12リリースのver4.0が最新版のようです。

ちなみにDesktop Radianceはver2.0でした。これがRadianceのバージョンと連動しているか不明ですが、同じだとするとリリースは1991年になっています。Windows95すらリリースされていない時期なので、たぶん連動してないんでしょう。きっと。

バージョンがわかったところで、引き続きWindows版を探しましょう。

つづく

LBNLのHP

Radianceを求めて徘徊する(1)

Radiance(照明シミュレーション)を試してみようと、まずはダウンロードサイトの確認。

はじめにRadiance Knowledge Baseにアクセスすると、Installation and Set-upというページにプラットフォーム別のRadianceのバイナリが用意されているのがわかります。

今回試したいのはWindows版なのでWindows Alternativesという項目をクリックします。するとWinodws版バイナリの一覧が表示されます。

Σ(゚Д゚;)アラマッ いっぱい表示されるよ。。。

一種類しかないと思ってたので、いきなり困惑です。

さて、どれ使えばいいんだろう?

迷っててもしょうがない、順番に見ていくことにします。

Desktop Radianceをクリックすると、今度は次のような画面に飛びます。

URL見ると、これって環境系では良くお目にかかるローレンスバークレー研究所のサイトの一部ですね。LBNLっていろんなのやってんだなー。

ひとまず説明を読んでいくと、動作環境がWindows95/98/NTになっていたり、Overviewの日付が2000年だったりと、どうも古いバージョンっぽいです。

現役OSに対応してないのも困るので、ひとまず保留にして次へ進むことにします。

つづく。

TRNSYS/Type56の新パラメーター

前々回の続きで、Type56を掘り下げてみました。

TRNSYS17のType56では以下の4つの入力項目が増えてます。

TSGRD 
AZEN    
AAZM
GRDREF

実際に何を渡しあげればいいのか確認のためSimulation StudioのウィザードでProject Typeに”Building Project(multizone)”を指定してプロジェクトを作ってみました。(ちゃんとマニュアル読めって話ですが、お手本を参考にする方が手っ取り早いのです)

調べてみると、以下のようなつなぎ方になってます。

TSGRD(GROUND TEMPERATURE)

説明を読むとGROUND TEMPERATUREとなっているけど、Simulation Studioで作ったプロジェクトを調べると、Dry bulb temperatureにつないでます。(いいのか?)

AZEN(SOLAR ZENITH ANGLE)

これは単純に気象データリーダーのsolar zenith angleからデータを貰っている。


AAZM(SOLAR AZIMUTH ANGLE)solar azimuth angleを渡せばいいように思えるけど、建物の向きを考慮した値を入力している。気象データリーダーのsolar azimuth angleの値から、Equationで北と建物の軸の傾き分(時計回りが+)を引いた値を指定。


GRDREF(GROUND REFLECTION FOR SKY DIFFUSE RADIATION SHADING)

これはひとまず既定値の0.2のまま。

以上。意外とシンプルです。

マニュアルが減っている?

TRNSYS17のマニュアルの構成を見てて気がついた、

「Input – Output – Parameter Reference」がなくなってる!Σ(゚д゚lll)ガーン


結構使っていたのでショックです。このマニュアル、コンポーネントの入出力調べるのに便利だったのに。。。

これからはSimulation Studioで確認しろって事かな?(内容は一緒です)

2013/06/18追記
その後、HTML形式で「Input – Output – Parameter Reference」相当のドキュメントが書きさせるようになっているのに気が付きました。

参照:TRNSYSのコンポーネントの機能を調べる

Moreボタン

以下、コンポーネントの入出力内容を調べる方法

Simulation Studioで、調べたいコンポーネントをダブルクリックする。

すると、以下のようなダイアログが表示されるので、調べたいパラメータ、入出力項目の[More…]ボタンをクリックする。

その項目が使用する単位系や値の範囲など、詳しい説明が表示される。

TRNSYS17と16の互換性

先週からTRNSYS17のリリースが始まりました。まずは既存のプロジェクトの扱いはどうなのか試してみました。

使っているアプリケーションで新バージョンがリリースされると、いままでのデータはどうなっちゃうのって話が必ず出てきますがTRNSYS17の資料によると、TRNSYS16→17についていえば既存のプロジェクトは開けるとあるので、問題なさそうです。

が、実際に試してみると、プロジェクトを開いた直後に以下のようなメッセージが表示されます。

こういう表示がいきなり出ると少々困惑します。

基本的に17は16の上位互換になっているようですが、Type56に関しては機能が増えている分、必要とする入力が増えています。このメッセージはそのあたりの注意を促しているようです。

で、どうすりゃいいのという話ですが、前出の資料によれば、ここで表示されている入力(GRDREF,TSGRD,AZEN,AAZM)のうち、実際につなぐ必要があるのはTSGRDだけで良いようです。その他については新しく追加されたRadiation関連の機能で使われるものらしく、従来のモデルではひとまずつながなくても大丈夫。

それでTSGRDですが、これはambient temperatureをつなげとあるので、単に気象データから外気温のデータを渡してあげれば良さそうです。