TRNLizardを試す(1)
Rhino/Grasshopper、TRNLizardのセットアップが終わったら、次はいよいよTRNLizardを使って見ます。
まずは単位系の設定
Rhinoを起動したら、Units コマンドで単位系、絶対許容差の設定行います。
モデル単位:メートル
絶対許容差:0.00000001 ←小数点以下にゼロが7個、入力し終えると 7e-08 に変わればOK
![Unitsコマンドで単位系、絶対許容誤差を設定する](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/unit-metor.png?resize=856%2C550&ssl=1)
テンプレートして保存しておくと便利
毎回この設定をやるのも面倒なので、テンプレートとして保存しておくと、次回からテンプレートを選ぶだけで済みます。
メニューから ファイル > テンプレートとして保存 を選んで、適当な名前で保存します。
(例、TRNLizard – Meters )
![テンプレートとして保存する](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/template-2.png?resize=856%2C550&ssl=1)
TRNLizardのコンポーネントを配置する
計算用のテンプレートがTRNLizardは用意されているので、それを使って計算用のモデルを用意します。まずは、grasshopperを起動して、TRNLizard タブのトカゲのアイコンをドロップします。(同じアイコンが2個ありますが、今回は右側のアイコンを選んでいます)
![トカゲのアイコンをドロップ](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/TRNLizard-layout.png?resize=856%2C670&ssl=1)
ドロップしたアイコンはGrasshopperのクラスターになっています。これをダブルクリックすると、TRNLizardのコンポーネントが展開されます。
![ブルクリックでTRNLizardのコンポーネントを展開](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/TRNLizard-cluster-box.png?resize=856%2C670&ssl=1)
クラスターのままでは計算できないので、すべてのコンポーネントをクラスターの外へコピーします。
キーボードから Ctrl+A ですべてのコンポーネントを選択してクリップボードへコピー(Ctrl+C)つづいて、ボックスのアイコンをクリックして、Return to Parent を選んでクラスターを閉じます。
![コンポーネントをすべてクリップボードへコピーしたらクラスターを閉じる](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/TRNLizard-cluster-open.png?resize=856%2C672&ssl=1)
クラスターの外へ戻ったら、クリップボードからコンポーネントを貼り付け(Ctrl+V)します。
無事にコンポーネントが貼り付けできたら、、元々のアイコン(クラスター)は不要なので、削除しておきます。
![クラスターのアイコンを削除する](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/delete-icon.png?resize=856%2C670&ssl=1)
この段階では、データが無いので、コンポーネントが赤く(つまりエラーの状態)で表示されています。
![データがないためコンポーネントが赤く表示される](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/TRNLizard-layout-components.png?resize=856%2C670&ssl=1)
と、ここまで書いてチカラ尽きたので、続きは次回。。。