Type56

TRNSYSで結露判定 TRNBuild/Type56

TRNSYSで結露判定

そろそろ結露が気になる季節になってきました。曇りガラス越しの景色は、いかにも冬景色という風情がありますが、びしょびしょになるし、カビの原因にもなります。建物にとっては厄介な現象でもあります。 あまり知られていませんが、TRNSYSの多数室モデル(TRNBuild/Type56)は表面結露の判定機能が…
TRNSYSで設定温度にならない TRNBuild/Type56

TRNSYSで設定温度にならない

TRNSYS,TRNBuild/Type56では設定温度や時間帯を指定して暖冷房の条件を設定できます。 具体的にはHeating type, Cooling typeを使って、例えば8:00から18:00まで、設定温度21℃などの暖房条件を設定します。(使用する時間帯は下の図のようにSchedule…
TRNSYS、Type56、Balance Outputsのグラフを描く Python

TRNSYS、Type56、Balance Outputsのグラフを描く

2023/10/19 追記balance7に関してドキュメントの記載と実際に.balに出力される値に齟齬がありました。(値のプラスマイナスが逆になっている項目があります)只今、開発元へ確認中ですが、スクリプトでは.balファイルを優先して処理しています。 以前にBalance outputsを紹介し…
建物のZoneや壁の熱収支バランス Python

建物のZoneや壁の熱収支バランス

建物モデルのシミュレーションで予想外の結果が出る。もしくは、実測と今ひとつ合わない場合など、原因を検討したい事がります。 Balance Outputs 建物のモデルでは設定条件が多岐に渡ります。どの条件が影響しているか特定するのも一仕事です。 こういった場合にZoneやSurface(壁や窓)単位…
TRNSYSでU値のチェック TRNBuild/Type56

TRNSYSでU値のチェック

TRNSYSで建物モデルはType56/TRNBuildで扱います。物性値や内部発熱、暖冷房の条件はTRNBuildで設定を行いBuiファイル(*.b18, *.b17, *.bui)に保存します。このときBuiファイルと同時に以下の3種類のファイルが保存されます。 ファイル拡張子内容*.bld壁構…