TRNSYSで温度分布を計算する方法(1)

Type56のDetailed ModeとTRNSYS3Dを使って、機能的に出来るだろなーとは思ってたんですが、実際やってみると、それっぽい出力が出来て驚きました。(間違っていないか少々心配だが。。。)

Type56では壁や床など表面温度を計算できます。いくつか計算のモードがるのですが、Detailed Modeでは室内の放射も含めて計算してくれます。面の位置関係によって条件が変わるので、同じ室内でも場所によって結果が変わってきます。

下の図は床面を複数に分割して計算、結果をSketchUpで表示したものです。

SketchUpで床面の温度分布を表示
SketchUpで床面の温度分布を表示

手前左側の白い矩形が窓で、床面に日射が落ちて表面温度が上がっている様子が窺えます。もうちょっと床面を細かく分割すると見栄えがするはずですが、ちょっと粗めですね。

計算と表示の仕組み

大まかな流れとしては。。。

① SketchUpで床面を分割したモデルを作成
② TRNSYSの計算結果をType125で.esoファイルへ出力
③ TRNSYS3Dでは.esoファイルを基になったモデルへプロットする機能(なんとアニメーションもできる!)があるので、それを使って表示する(上の図)

とまあ、こんな方法でSketchUp/TRNSYS3Dを使ってモデリングから計算、表示処理を行います。

SketchUpとTRNSYSのデータのやり取り
SketchUpとTRNSYSのデータのやり取り

具体的な作り方は後日まとめます。

関連リンク

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