太陽光発電は照り返しで発電効率が上がる?

ニュース見ていたら、北海道でも東京地方並みの発電量が得られるとの話題。

はて?北海道って、少しでも気象データに関わった事がある人は知っているが、日射量的には有利な地域じゃない。東京と比べたら、明らかに発電量で劣るはずだ。不思議に思いつつニュースを見ていると東京地方に比べて発電に有利な条件があるらしい。

  • パネルの温度が低いと発電効率が上がる
  • 積雪時雪面からの照り返しで日射の取得が上がる

日射量では不利でも、他の条件で効率的に発電できると発電量的にはあまり変わらないんですね。

なるほど、思い込みで判断してはいかんですね。

ちなみに、夏期は周辺にホタテの貝殻を敷き詰めて反射の効果を検証中だとか。

ニュースソースはこちら「FNN 北海道・稚内市にある、メガソーラー発電所を取材しました。」

そういや、照り返しついては建物のシミュレーションでも考慮するもんな。サンプルなんかを見ると、積雪を含め地面の状態によって、値を変更しています。

具体手的には、以下のパラメータ。

TRNSYS

TYpe56/inputのGRDREF。値は気象データから貰ってくるか、積雪状態から判定するなど。

SolarDesigner

「気候」タブの「アルベド」の値がそれです。値についてはマニュアルに参考値があるので、そちらを見て設定します。

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