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2010/12/08

TRNSYS16をVista,Windows7で使う

2011/3/31追記: Windows7であればXPモードで使うの安心、安全なようです。

今更ながらのネタですが、TRNSYS16をVista、Windows7で使う際の注意点です。

TRNSYS16では既定で"C:\Program Files\TRNSYS16_1"にインストールを行います。
これが原因でVista以降では動作が怪しいときがあります。

TRNSYSは計算の途中でデータファイルやら中間ファイルやらをいろいろと必要としますが、インストール先が"Program Files"なので管理者権限がないと書き込みに失敗して動作しないことがあります。
管理者権限で作業すれば回避できますが、それでもエクスプローラーでファイルを確認しようとしても見あたらない、でもTRNSYSから開こうとすると見えるなんて不思議なことが発生します。

これはVista以降でセキュリティ関連が強化されたのが原因です。そもそも"Program Files"にファイルを頻繁に書き込むのは推奨されないようです。

で、対策ですが、これはすごく単純です。"Program Files"にTRNSYSをインストールしているのが原因なので、それ以外にインストールしてあげればオッケー。

例えばインストールする際に、インストール先として"C:\TRNSYS16"とかを指定してあげれば回避できます。

注意点!!
オプションのコンポーネントとかアプリケーションをインストールする際も既定のフォルダに入れようとします。その都度、ただしパスを指定してあげてください。

2010/12/02

WinMergeで結果を比較する

シミュレーションツールを使っていると、やたらとファイルを比較する機会があります。
例えば、条件を変えてシミュレーションを繰り返して結果を比較したい場合や、条件設定を変えたあとデータファイルのどこが変更されるか確認したい場合とかです。
後者はちょっとわかりにくい話ですが、TRNSYSとかCOMISってGUIで設定したデータをいったんファイルに書き出してから実行しています。ファイルの中身を確認したくなる時って結構あるんですね。

そんなときに便利なのがWinMergeというツール。
http://winmerge.org/

これもともとはプログラミンなんかでソースコードの比較やデータの比較に使うために入れてあるんですが、データを比較にするのにも重宝します。

上記のurlからダウンロードしてインストールしたら、使い方はすごく簡単。比較したいファイル2つを選んでマウスの右クリックで「WinMerge」を選ぶだけ。

以下はCOMISのCIFファイルを比較している例です。
ゾーンの温度の出力を追加する前後のCIFを比較ています。

変更前後のファイルを選らんで、WinMergeを選択

差分が表示されます


比べてみると、CIFのなかじゃ温度の出力って、こういう指定すんのね、"TZ"で指定すんだね、というのがすぐに確認できます。

COMISってGUIで設定を変更するのは簡単なんですが、基本的にCIFが読めないと使いにくいツールです。でもマニュアルからCIFの設定を探すより、GUIでちゃちゃっと変更して、差分を取るとCIFの設定項目を簡単に確認することができます。

2010/10/26

このTypeはDirect Access Toolbarのどこにある?

前回の「Typeがわからない」の続きです。

あるTypeを使いたいとき、さて配置しようと思ったらどこにあるのか判らない、なんてことないですか?
Direct Access Toolbarって、フォルダの数も多いし、階層もあるので慣れないとTypeを探すのも一苦労です。
フォルダを一つ一つ開いて探すのもありですが、こういう時はマニュアルを検索するのが楽です。
マニュアルにはフォルダのパスまで書かれいるので、Typeの名前が判っていれば検索ですぐに見つけることができます。

以下、具体的な方法です。さがすのはType14です。

1.TRNSYSのマニュアルからStandard Component Overview を選んで開く。

2.検索する
検索のボックスに"Type14"と入力して検索開始。

3.該当箇所が表示されたら、パスをチェック
Typeの説明箇所が表示されたら、Proformaという項目をチェックします。(下図の赤い線のところ)

ここにパスが書いてあるので、これを参考にしてDirect Access Toolbarのフォルダをたどると、無事に目的のTypeにたどり着けます。


以上。

2010/10/19

Typeがわからない

TRNSYSを使っていて困ることの一つに人が作ったプロジェクトだと、何のTypeを使っているのか判らないということがあります。

自分で作ったのならいざ知らず、サンプルなど参考にしてみようと思うと、見た目では使用されているTypeが何なのか解からないことがあります。
たとえばこんな感じです。
サンプルとかだと解かりやすくするため図のようにType名じゃなくて"Load profile"のように説明になっている事があります。(Type名をそのまま書いてくれりゃいいのに、これだとどのTypeか見た目じゃ解からない)

こんな時はアイコンを選んで、右ボタンクリックで表示されるメニューから"Proforma..."という項目を選択します。すると以下のようなダイアログが表示されます。赤い枠のところにTypeの番号が表示されるので、ここで確認することができます。
ちなみに、"Description"タブを選択すると何を行うTypeなのか、説明文が表示されます。

2010/09/14

TRNSYSの計算結果をCSV形式で保存するTIPS


2011/9/27追記 
Excel使うならこちら「TRNSYSのシミュレーション結果をExcelで表示する」の方が使いやすいかも。

TRNSYSの計算結果をType65cやType65aを使って出力する場合のちょっとした工夫です。
ファイルに出力した結果をそのまま使うケースもありますが、たいていはExcelなどで表やグラフに加工して利用する場面が多々あります。そんな場合に設定をちょっとだけ変えてあげるとExcelで扱うのが簡単になります。

  • ファイル名の変更
既定では***.pltという独特の拡張子になっています。この拡張子を.csvへ変更します。拡張子を変更すると、ダブルクリックでExcelで直接開けるようになるので、作業が楽になります。
また、ファイル名も分かりやすい名前に変更しておくと良いでしょう。

  • デリミタをカンマに変更する
ファイルに書き出される値の区切りが既定ではブランクになっています。これをそのままExcelで読み込むと、一行分のデータが1個のセルに読み込まれます。もちろんExcelで読み込む際にちゃんと区切り位置を指定すればOKなんですが、何度もシミュレーションを繰り返しす時など、読み込む作業だけでも面倒になってきます。
ここでデリミタをカンマ(2)に変更してあげるとExcelが区切り位置を判定してくれるので、面倒がまた一つ減ります。ちなみにデリミタの設定はType25でも同じように行えます。

2017/11/16
動作確認を追記

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。

Windows10 Pro(64bit)
TRNSYS18(18.00.0015/64bit)




2010/09/11

拡張アメダス気象データをWindows7で使うと。。。




久しぶりに拡張アメダス気象データ(AMeDAS)を使おうと思ったら変な動きをします。
具体的には気象データはDVDから読み込めたのに「データの表示」で選択肢の一覧に表示されません。

対応OSがXPなので、Windows7で使おうとしているのが駄目っぽいです。原因はおそらく、Vista以降のセキュリティ強化によるものみたいです。
素直にXPのPCを用意すればいいですが、それだけのために別のPCを使うのもめんどくさい。

対策:
試しにやったらできてしまったという感じですが、以下の手順です。試される方は自己責任でお願いします。

対策としてはEA DataNaviに管理者権限を割り当てます。

まず、EA DataNaviのプログラム本体をエクスプローラーで選択します。通常は"C:\Program Files\AMeNET\Bin"フォルダにある"DataNavi.exe"がそれです。
このファイルを選択して、右ボタンをクリックして表示されるメニューから「プロパティ」を選択します。
表示されるダイアログで「互換性」タブを選択して、「すべてのユーザーの設定を変更」ボタンをクリックします。

特権レベルの項目で「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックして「OK」ボタンをクリック。
以上で、おしまいです。

2010/08/05

SolarDesignerのアイコンのひみつ

SolarDesignerのアイコンは、以前会社にいたデザイナーの女性が作ってくれました。
←これ

家の形と風の流れをあしらったデザインになっていますが、よーく見ると家は矢印の形をしています。風の流れの矢印とかけています。(そうだったらしい、ずいぶん前にデザイナーの子に聞いたんだが忘れた)太陽が右上に位置していて、そこからの日射を受けて家が暖まっている感じが出てないですか?

もともとのオリジナルは小玉先生が何かの機会に描かれたスケッチ風の絵を参考にアイコン化しています。(これも担当者の記憶がおぼろげで、ホントかどうか不明)

ちなみに、このアイコンをデザインしてくれたデザイナーさんは、いまは神主さんをしています。巫女さんじゃないですよ、神主さん(見習い?)です。
そういう話をするとアイコンがなんだかありがたく見えてきませんか?

2010/08/04

SolarDesignerの使い方のヒント

機能のブログでSolarDesignerで日射し対策というのを書きましたが、似たような話がSolarDesigerのページに載っていました。(忘れてた)
このページにはSolarDesignerの使い方のヒントをまとめてあります。日射し対策以外の話も載っています。よかったら参考にしてみてください。

2010/08/03

SolarDesignerで日射し対策

ここのところ暑いですね。
うちのオフィスは東側に大きな窓があって、この時期は朝から日射しが入るので早朝から室温が上がり始めます。いちおうスクリーンで対策はしてありますが、前日に締め忘れて帰ったりすると、翌日出社する頃には室温が結構高くなっている事があります。

日射し対策というとSolarDesignerでは庇の検討例をよく紹介しますが、すでに建っている建物の日射し対策としては、後付けでスクリーンやすだれの効果を検討する事も出来ます。
やり方は非常に簡単で画面右側の「建物仕様」タブの「窓」の設定項目の下の方にある「日射透過係数」で設定します。通常は図のように100%が設定されてるので、検討するスクリーンやすだれに合わせて値を設定します。

で、スクリーンやすだれって具体的にどの程度の値になるかが肝心なわけですが、これらの値についてはSolarDesignerのマニュアルに記載があります。記載を参考にしながら値を入力していきます。

すだれを例にとると、マニュアルにも記載がありますがガラスの外側にかけるのか、内側(室内側)にかけるのかで、値が変わります。
例えば、すだれの遮蔽率を50%だとすると、次のような値になります。
ガラスの外側: 100-50(遮蔽率) = 50%
ガラスの内側: 100-0.5x50(遮蔽率)= 75%

これはあくまで目安なので、すだれにしても開閉状態(窓の半分だけとか)や種類に応じて調整する必要があります。
ちなみに、マニュアルに載っている以外のレースのカーテンや障子などについては「自立循環型住宅への設計ガイドライン」などが参考になります。

2010/07/29

Microsoft Hohm を試してみました



マイクロソフト社の省エネ支援のウェブアプリケーションを、さくっと試してみました。

そもそもHohmとは。。。

住宅向けの省エネ支援のウェブアプリケーションです。住所と住宅の情報を入力すると光熱費の計算と、省エネの提案を行ってくれます。計算はローレンスバークレーで開発されたものを使っているようですが、どうも統計情報から計算しているようです。

Microsoft Hohm のホームページ
http://www.microsoft-hohm.com/

また、HohmについてはニュースサイトのC-NETがフォローしているようで、ずいぶん前から記事が掲載されています。
時系列で並べてみると、徐々に機能アップしているのがわかります。

2009/6/24
MSの無料のウェブアプリケーション「Hohm」--光熱費を節約するためのヒントを提供

2009/6/25
MSの最高研究戦略責任者C・マンディ氏が語る、「Hohm」の取り組み

2009/7/7
マイクロソフト、「Hohm」を米国で公開--光熱費節約を支援

2010/5/27
MS、家庭の省エネ達成度を点数化する新サービス「Hohm Score」をリリース

2010/7/28
MS、省エネ用ウェブアプリ「Hohm」の家庭用電気モニタ接続で提携
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20417498,00.htm


試用してみる


Hohmを使うにはWindows Liveのアカウントが必須になります。アカウントがあればすぐにサインアップできます。

Windows LiveのEmailアドレスを入力したら、次は住所を入力します。Hohmのサービス対象は米国内に限られるので、どこか適当なUSの住所を入力する必要があります。ここでは試しにMicrosoft本社の住所を入力してみました。

Emailアドレス、住所を入力して「Sign Up」をクリックすると、いきなりスコアが表示されます。なにも設定していなくても、既定値で計算してくれるようです。


次にHome Profileを選んで、住宅に関する詳しい情報を入力していきます。家の大きさや、暖冷房設備、家族構成など、基本的に選択肢から選ぶだけでOK

設定が終わると計算が始まります。しばらく待つと再計算されたスコアが表示されます。
設定を変えたらスコアが62から76にアップしています。おー、なんかちゃんと計算してくれているっぽい。

画面をスクロールしてい行くと、さらに詳しい情報が表示されます。
Microsoft本社って、温暖な地域なんですかね、暖冷房費が年間で$300ちょっとです。
逆にAppliancesが突出しているのがMicrosoft本社っぽいです。
どっちにしても金額ベースだと安いですね。(そもそも電気代が安い?)
しかし、お手軽なツールですね。

2010/07/27

SolarDesignerは工学単位系 or SI単位系?

単位系について、ときどき訊かれるのですがSolarDesignerでは両方使えます。

設定はとっても簡単[ツール]メニューから[プロジェクト情報]を選んで、表示される画面で単位系を選択するだけです。

OKボタンをクリックすると、画面表示が選んだ単位系に切り替わります。

しかし、単位系っていっぱいあるし、人によって好みがあるから大変ですよね。


[ファイル]メニューの[基本設定]でも同じような設定が可能です。こちらでは新規に作成するプロジェクトの既定値を設定する事ができます。

2010/07/26

SolarDesignerで外気導入

東京は今日も猛暑日の予報です。暑い日が続きます。
夜もなかなか涼しくならなくて寝苦しい夜が続いていますが、昨夜はうっかりエアコンを入れたまま寝てしまって、今朝は少々体がイタイです。

前置きはさておき、暑いと言っても地域によっては夜間は気温が下がって、すごしやすい事もあります。そんな地域ではエアコンつけっぱなしよりも外気を取り入れて、夜は快適に過ごすことができそうです。まあ、いわゆる外気導入と夜間換気って事ですがSolarDesignerでは簡単に試す事ができます。

設定は以下の図のように、「空調設定」のタブで、「外気導入」を選び、あとは導入条件を設定するだけです。地域性や生活される方が寒がり、暑がりなのかの指向に合わせて設定すればOK。
ちなみに、この例では外気導入をするだけで、7月の平均室温が1℃ほど下がります。気象データは東北の福島(福島県福島市)のデータを使っています。(なんで福島かっていうと、単に私の実家なので選んでみました)
最低気温で見ると20℃ぐらいまで下がる時間があるので、日によっては寒いかもしれないですね。
実際、うちの実家は郊外なので、夜間開けっぱなしだと明け方は寒いぐらいです。

場所によっては防犯上の問題や、騒音などで外気導入できないケースもありますが、平均で1℃下がるのは結構効果がある方じゃないかな?

2010/07/22

Radianceを求めて徘徊する(4)

さて、前回ようやくCygwin版Radianceがダウンロードできたので、インストールに挑戦。

ダウンロードしたファイルは圧縮形式なので、解凍してみると以下のようなファイルが出てきます。

けっこういっぱいありますね。INSTALL.txtあたりから開いてみると。。。

ヮ(゚д゚)ォ! なんじゃこりゃ?

改行位置がへんですね。メモ帳じゃ駄目っぽいので別のエディタで開いてみる。
こんどは読める。Unix形式のテキストだったんだね、たぶん。

さて、読んでみるとCygwinの起動からはじまってますね。って事は先にCygwinをインストールしないといけないわけだ。。。そうか、Cygwinいるのか。Cygwinって必要なのビルドのときだけかと思ってた。。。
そもそもUSBメモリで使う事考えるとCygwin前提にするのってありなんだろうか?って思ってたらLEAD Project本家からCygwinをUSBメモリにインストールする方法についての情報をいただきました。

つづく。

2010/07/16

Radianceを求めて徘徊する(3)

Radiance Knowledge BaseWindows Alternativesから、次の項目を選んでいきます。











今度は2.Various Radiance binaries for Windowsをクリックしてみると、次のようなページが表示されます。

Latest Downloadsという枠の中に、Cygwin Radiance 3R9というのがあります。(3R9はたぶんver3.9のWindowsの意味)クリックしてみると、こんどは次のような画面が表示されます。
日付は2008年10月。オフィシャルバージョンの3.9のリリースが2008年4月であることを考えると、やっぱりver3.9のWindows版みたいです。

さて、ダウンロードですが、これがちょっとわかりにくい。下の方にDownloads 2.4というのがあります。2.4ってなんだ?とか思いながらクリックすると、まったく違うツールのページに飛ばされます。
一瞬困惑しますが、よおーく見ると、左上のところに小さなフロッピーディスクのアイコンがあって、じつはこれがダウンロードのボタンです。


紛らわしいですねー。このアイコンをクリックして、しばらく待つと"cygwin-radiance_dist-3R9.tar.gz"というファイルがダウンロードされます。
よおやく、Radianceに辿りつきました。次はインストールだ。

つづく。







2010/07/15

Radianceを求めて徘徊する(2)

前回、Desktop Radianceはかなり以前にリリースされたバージョンだというのがわかりましたが、そもそもRaianceのバージョンってどうなっているのか調べてみました。

リリースされているバージョンに関して詳しくはここここのページに記載があります。これ、いずれもローレンスバークレー(以下LBNL)のサイトです。前回のブログでLBNLっていろんな事やってんだななんてコメント書きましたが、ここ見てRadianeのオフィシャルバージョンはLBNLが開発しているというのを今更ながら知りました。お恥ずかしい。

さて、話をつづけると最近のリリース状況を調べると、以下のようになっています。


Version 4.0 (Released 3/12/10)
Version 3.9 (Released 4/30/08)
Version 3.8 (Released 10/17/06)
Version 3.7 (Released 7/25/05)
Version 3.6 (Released 10/21/04)
Version 3.5 (Released 3/21/03)



だいたい1年から2年ぐらいの間隔でリリースされていて、現在は2010/3/12リリースのver4.0が最新版のようです。

ちなみにDesktop Radianceはver2.0でした。これがRadianceのバージョンと連動しているか不明ですが、同じだとするとリリースは1991年になっています。Windows95すらリリースされていない時期なので、たぶん連動してないんでしょう。きっと。

バージョンがわかったところで、引き続きWindows版を探しましょう。

つづく



2010/07/14

Radianceを求めて徘徊する(1)

Radiance(照明シミュレーション)を試してみようと、まずはダウンロードサイトの確認。

はじめにRadiance Knowledge Baseにアクセスすると、Installation and Set-upというページにプラットフォーム別のRadianceのバイナリが用意されているのがわかります。

今回試したいのはWindows版なのでWindows Alternativesという項目をクリックします。するとWinodws版バイナリの一覧が表示されます。












Σ(゚Д゚;)アラマッ いっぱい表示されるよ。。。


一種類しかないと思ってたので、いきなり困惑です。
さて、どれ使えばいいんだろう?


迷っててもしょうがない、順番に見ていくことにします。

Desktop Radianceをクリックすると、今度は次のような画面に飛びます。






















URL見ると、これって環境系では良くお目にかかるローレンスバークレー研究所のサイトの一部ですね。LBNLっていろんなのやってんだなー。
ひとまず説明を読んでいくと、動作環境がWindows95/98/NTになっていたり、Overviewの日付が2000年だったりと、どうも古いバージョンっぽいです。
現役OSに対応してないのも困るので、ひとまず保留にして次へ進むことにします。

つづく。






2010/07/09

TRNSYS/Type56の新パラメーター

前々回の続きで、Type56を掘り下げてみました。

TRNSYS17のType56では以下の4つの入力項目が増えてます。

TSGRD 
AZEN    
AAZM
GRDREF


実際に何を渡しあげればいいのか確認のためSimulation StudioのウィザードでProject Typeに"Building Project(multizone)"を指定してプロジェクトを作ってみました。(ちゃんとマニュアル読めって話ですが、お手本を参考にする方が手っ取り早いのです)


調べてみると、以下のようなつなぎ方になってます。


TSGRD(GROUND TEMPERATURE)
説明を読むとGROUND TEMPERATUREとなっているけど、Simulation Studioで作ったプロジェクトを調べると、Dry bulb temperatureにつないでます。(いいのか?)


AZEN(SOLAR ZENITH ANGLE)
これは単純に気象データリーダーのsolar zenith angleからデータを貰っている。

AAZM(SOLAR AZIMUTH ANGLE)solar azimuth angleを渡せばいいように思えるけど、建物の向きを考慮した値を入力している。気象データリーダーのsolar azimuth angleの値から、Equationで北と建物の軸の傾き分(時計回りが+、下図参照)を引いた値を指定。



GRDREF(GROUND REFLECTION FOR SKY DIFFUSE RADIATION SHADING)
これはひとまず既定値の0.2のまま。


以上。意外とシンプルです。

2010/07/08

マニュアルが減っている?

TRNSYS17のマニュアルの構成を見てて気がついた、
「Input - Output - Parameter Reference」がなくなってる!Σ(゚д゚lll)ガーン

結構使っていたのでショックです。このマニュアル、コンポーネントの入出力調べるのに便利だったのに。。。

これからはSimulation Studioで確認しろって事かな?(内容は一緒です)

2013/06/18追記
その後、HTML形式で「Input - Output - Parameter Reference」相当のドキュメントが書きさせるようになっているのに気が付きました。

Moreボタン

以下、コンポーネントの入出力内容を調べる方法

Simulation Studioで、調べたいコンポーネントをダブルクリックする。
すると、以下のようなダイアログが表示されるので、調べたいパラメータ、入出力項目の[More...]ボタンをクリックする。

その項目が使用する単位系や値の範囲など、詳しい説明が表示される。




TRNSYS17と16の互換性

先週からTRNSYS17のリリースが始まりました。まずは既存のプロジェクトの扱いはどうなのか試してみました。

使っているアプリケーションで新バージョンがリリースされると、いままでのデータはどうなっちゃうのって話が必ず出てきますがTRNSYS17の資料(PDF)によると、TRNSYS16→17についていえば既存のプロジェクトは開けるとあるので、問題なさそうです。
が、実際に試してみると、プロジェクトを開いた直後に以下のようなメッセージが表示されます。
こういう表示がいきなり出ると少々困惑します。
基本的に17は16の上位互換になっているようですが、Type56に関しては機能が増えている分、必要とする入力が増えています。このメッセージはそのあたりの注意を促しているようです。

で、どうすりゃいいのという話ですが、前出の資料によれば、ここで表示されている入力(GRDREF,TSGRD,AZEN,AAZM)のうち、実際につなぐ必要があるのはTSGRDだけで良いようです。その他については新しく追加されたRadiation関連の機能で使われるものらしく、従来のモデルではひとまずつながなくても大丈夫。

それでTSGRDですが、これはambient temperatureをつなげとあるので、単に気象データから外気温のデータを渡してあげれば良さそうです。

2010/06/16

ESP-r on USB

前回からのつづきです。
Radianceに手を出す前にESP-r on USB を試してみました。

インストール
ESP-r on USBのインストールはいたって簡単で、ダウンロードサイトからESP-r on USBを選んでダウンロードしたら、解凍してフォルダごとUSBメモリにコピーするだけ。

でも、厄介なのはインストール後の設定作業。
ESP-r on USBのReadme.txtを読むと、これって動作環境が"L:"ドライブであることを前提にしています。
USBメモリって挿してみるまでドライブ名が分からないので、少々厄介です。
L:ドライブ以外で認識されている場合は、ドライブ名の変更、もしくはドライブ名を参照している設定ファイルの書き換えが必要になるようです。

システム側の設定でドライブ名を"L:"へ変えることもできますが、これだと一般向けに説明するのが難しい。

かといって、設定ファイルを変えるのも、少々面倒です。一回ぐらいならしょうがないけど、USBメモリを挿すPCによってドライブ名が変わる可能性があるので、その都度書き換えるのもわずらわしい。

対策
対応策としてsubstコマンドが利用できないか試してみました。
このコマンドはパスをドライブ名に読み替えるコマンドなんですが、試しに
subst L: USBのドライブ名+"\"
を実行してみるとUSBメモリのドライブ名がL:ドライブとして参照できるようになります。
なんとかうまくいきそうな感じがしてきますが、これを毎回コマンドラインから実行するのも大変なので、環境変数と組み合わせて以下のような簡単なバッチファイルを作成し、USBメモリのトップディレクトリに保存しておきます。

subst L: %~d0\
pause

注:"%~d0"はドライブ名を表す環境変数。最後に"\"を付けているのはパス名として入れてあります。

USBメモリの挿入後に、このバッチファイルを実行すれば、どのPCへ挿した場合でも、L:ドライブとしての参照が行えるようになります。

一応、ESP-rの起動までは確認できました。あとはESP-rが適切に動くかですね。

2010/06/04

ESP-r をインストールしてみる

さて、LEAD ProjectのWindows版で利用する予定のツールを試してみます。
予定されているツールは以下の3つ。

ESP-r
Radiance
OpenFOAM


手始めに温熱環境のシミュレーションツール「ESP-r」のダウンロード&インストールを試してみます。

ESP-rについては詳しくはこちらのサイトを参照ください。

ちなみに「ESP-r」は「エスパー」と読むらしいです。(「いーえすぴーあーる」じゃないらしい)

ひとまずWindowsで使えるバージョンをダウンロードします。ダウンロードのページに飛ぶと、OS別のリストが表示されます。

結構いろんなOSでリリースされています。Windows版はというと、これも複数に分かれていて何が違うのかわかりませせんが、おそらくStandardをいれれば間違いないでしょう。たぶん。

ここに、なにげにUSBメモリ版も置いてあります。LEAD Projectでは、こちらのバージョンを使う事になると思います。

ダウンロードして、インストールを開始します。まあ、ごく普通のWindowsインストーラーが立ち上がるので、メッセージを確認しながら作業を行います。とはいえ基本はほぼデフォルトの設定でOK。
あっけなく起動。

特にCygwinとかいらないようなんですが、あれはビルドするときのみの話なのかな????
2010/6/7 訂正
Cygwin版もリリースされています。Cygwin版はLinuxと同じようにコマンドラインで操作できるようです。Linux環境に慣れている方は、こちらのバージョンの方が良いかもしれません。

次はRadianceだ。

Cygwin and MinGW

建築環境工学系のツールって、かなりの数がオープンソースで公開されているようなんですが、基本的にLinux系(というかもともとはUnix系なんだろうけど)のツールが多いようです。
とはいえWindows版もリリースされていたりするのですが、ここで関連して登場してくるのがCygwinとかMinGWというツール。なんかUnix系のツールが絡むと必ず出てくる単語なんですが、普段はMicrosoft系のOSにどっぷり浸かって仕事しているので、Linuxって良く分からなんですよ、ぶっちゃけた話。
このためCygwinって確かUnixのコマンドをWindowsで再現する環境だっけ?ぐらいのおぼろげな知識しかないので、MinGWとか言われるとまったくの未知の世界。

で、調べてみました。いずれもWindows用のUnix環境。どちらもUnix(Linux)環境で作られたツールをWindows環境でビルド、または実行するためのツール(環境?)のようです。

ちなみにMinGWはCygwinからフォークしているらしい。互換性のGygwin,パフォーマンスのMinGWという雰囲気みたいですが、どちらを使うかはツールによって使い分けていたり、両方のバージョンを用意しているようです。

以下、WiKi Pediaより
Cygwin
MinGW

建築環境系のツールまとめ

建築環境系のツール、いわゆるシミュレーションのツールって山ほどリリースされています。

LEAD Projectのスタッフを拝命したのを機に、ツールの話をまとめてみたいと思います。