TRNSYSにもサマータイムはあるのです。

日本だと、まったく意識することのないサマータイム(daylight saving time)ですが、ソフトウェアの世界では、ときどき落とし穴のように現れます。

TRNSYSでHoliday Calculator(Type95)から日付、時刻を書き出すと、変なタイミングで一時間ずれます。その後、半年ぐらいすると元の時間にも戻ります。それも夜中の2時ぐらいのタイミングでズレが発生します。真夜中ならともかく、2時に?これは不具合なんじゃないかと思って調べること数日。

最終的にサマータイムの切替は米国だと2時に行っていることが判明しました。つまり、Type95の動きとしてはサマータイムに正しく対応している訳です。

でも、日本にサマータイムはないので、この動きは困りものです。なんとかしてサマータイムは避けたいものです。Type95のパラメータを調べたら、ちゃんとスイッチが用意されていました。

具体的には”Daylight savings time flag”を”2″設定するとサマータイムが発生しなくなります。

※サマータイムの実施って米国以外だと条件違うのに米国の設定しかないってのもいかがなものかな。

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