TRNSYS17.1を試す:Movable Shading
2012年6月21日
2019年4月15日
窓のShading Factorが条件で変更できるようになりました。可動式ルーバーとか、ブラインドみたいなものが扱えます。
今までもInputで扱えば開閉状態を扱えましたが、条件をWindow Typeで指定できるため、設定が格段にやりやすくなりました。
日射の影響って大きいですから、ちょっと試してみるのにはもってこいです。
具体的には、WINDOWの新しい設定項目「integrated radiation control acc. to window type」がそれです。
これをチェックすると、Window Type で指定した条件でShadingの開閉を行なってくれます。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/2012-06-18_2104ZoneWindow.png?resize=320%2C192&ssl=1)
Window Typeはというと、開閉条件を以下のように指定します。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/2012-06-18_2101WindowTypeManager.png?resize=320%2C243&ssl=1)
慣れないと難しそうな指定ですが、TRNSYS3Dで作ったデータなら、インポートの際に新しいダイアログが表示されて、簡単に条件を指定できます。下図。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/2012-06-18_2100Movable_Shading.png?resize=320%2C242&ssl=1)