TRNSYSのバージョン情報と確認方法

TRNSYSは数年ごとに大規模なバージョンアップが行われます。それとは別に、日常的な小規模な改善や修正を行ったアップデートが年に数回程度実施されます。

バージョンは小数点で区切られた 18.01.0001 のような形式です。数字の意味は、概ね以下のような感じで変わります。

変更数字
大規模最初の数字18.00.0001
中規模真ん中の数字
18.01.0001
小規模最後の数字18.00.0015

Simulation Studioでバージョン確認

Simulation Studioを起動して、メニューから確認します。

  1. メニューから[?]-[About]を選択する
  2. 表示されたダイアログの下部の「Trnsys version」の項目を確認する
TRNSYSのバージョンを確認する
TRNSYSのバージョンを確認する

サポートへお問い合わせいただく際は、このバージョンもお知らせいただけると対応しやすくなります。

地域区分の対応表

省エネ基準(H11)、住宅事業建築主基準、建物省エネ法(H25省エネ基準)の地域区分って分からなくならないですか?複数の資料を調べていたら、3パターン全部出てきて対応関係が分かりにくかったので表にしてみました。

H11省エネ基準 住宅事業建築主判断基準 建築物省エネ法(H28より)
H25省エネ基準(H28年度末廃止)
 Ⅰ地域  Ⅰa地域  1地域
 Ⅰb地域  2地域
 Ⅱ地域  Ⅱ地域  3地域
 Ⅲ地域  Ⅲ地域  4地域
 Ⅳ地域  Ⅳa地域  5地域
 Ⅳb地域  6地域
 Ⅴ地域  Ⅴ地域  7地域
 Ⅵ地域  Ⅵ地域  8地域

合ってるよね?

SketchUp Free (SketchUp for Web)

SketchUp2018からProだけになったと思ったら、Makeに代わる無償版はWeb版になっているんですね。いまごろ気がついた。2017年11月頃からリリースされていたようです。

https://www.sketchup.com/ja/products/sketchup-free

URLへアクセスして、ユーザー登録をしたら表示されるのが下の画面。

2018-09-17_13h18_57

ツールバーが左右に配置されているのが特徴的ですが、使い勝手はまるでデスクトップと同じです。日本語にも対応している。

残念ながらPluginへは対応していません。ということでTRNSYS3Dの用途では使えないです、残念。(これで対応していたらすごいんだけどね)

家庭用エアコン選定支援ツール ASST

電力中央研究所のサイトで家庭用エアコン選定支援ツール(ASST)が公開されています。

家庭用エアコン選定支援ツール(ASST)
http://criepi.denken.or.jp/asst/
image

エアコンのカタログなどでは8畳用とか10畳用とか、性能を部屋の畳数で記載しています。でも、これずいぶん昔に決められた表現なので、最近の住宅では当時に比べて断熱性能が上がっていて実状に合わなくなっています。畳数だけでエアコンを選ぶと、設置する部屋の条件によってかなりオーバースペック(もしくはアンダースペックも?)になります。

エアコンを設置する部屋の条件は、断熱性能の他、例えば南向きの部屋と北向きの部屋では変わってきます。また、東北や九州といった地域の気象条件も影響します。

ASSTでは、部屋の広さの他、向きや、断熱性能、地域、それに暖房や冷房の好み(寒がりなので設定温度高めとか)など、条件を指定して必要なエアコンの性能を絞り込む事ができます。

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「地域」の選択画面(盛岡から福岡の5地域から選択)

さらに、すぐに効き始めるタイプ(立ち上がり)のエアコンが良いか、価格が安くて電気代がお得(省コスト)なのが良いか、でもやっぱり地球の事を考えて省CO2にしたいなど、優先度を指定する事ができます。

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エアコンに求める優先度の選択画面

すべての条件を指定すると、データベース(あらかじめシミュレーションした膨大なデータから)適切な機器をリストアップしてくれます。

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対象機種をポイントでランク表示

総合点でランク付けされていますが、立ち上がり、CO2、コストそれぞれでランク表示もできます。見比べてみると、総合点では良いけど、立ち上がりはいまいち、でもコストはどれを選んでも大差ないんだとか傾向が見えます。(条件によります) 住宅の条件や好みでエアコンを設定できるので、畳数だけで選ぶの比べて実状に沿った機種が選定できそうです。エアコンを使う時間帯や設定温度でも結果が変わってくるので、条件を変えて試してみるのも面白かも知れません。

詳しくはこちら

実際の使用環境を考慮したエアコン選定が可能な「エアコン選定支援ツール(ASST)」を公開
http://criepi.denken.or.jp/press/pressrelease/2017/04_19.html

 

日付時刻から通し時間へ換算

正月明け早々、足を挫いてしまって三連休は自宅警備員として過ごしました。熱があるわけでもないのにじっと動かずにいるのって苦痛ですよね。
あまりに暇なので、HTML5アプリの開発に挑戦してみました。HTML,CSS,JavaScript、それにOnsen UIを少々加えて。。。もはや環境工学とかTRNSYSと全然関係なさそうで、何の話か怪しいですが、できあがったのが下のスマホアプリ(iPhoneで実行中)

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日付を選ぶと、通し時間に換算して表示します。翌年の日付まで対応しているのでTRNSYSの助走計算で年末を超えて計算する場合も問題なし。

ちなみにAndroid でも動く。

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まあ、やっていること自体は対応表と大差ないですが。。。いちいち表を引っ張り出して調べるのも面倒なんですよねー。仕事柄、日付時刻から通し時間へ換算する機会が多いので、こういうツールがあるとだいぶストレスが減ります。実測データなど、期間が変則的なデータを使うときに重宝しそうです。

サーマルカメラ

爆弾低気圧の中、旭川へ行ってきました。外は氷点下7,8℃。試しにサーマルカメラで景色撮ったら、この有様です。

Thumb IMG 2899 1024

建物から漏れ出す熱の状態が撮れるかと思ったのですが、自分のカラダから出る熱が窓ガラスで反射してしまって、全くだめですね。

外皮平均熱貫流率(Ua値)の計算方法の出典

ときどき外皮平均熱貫流率(Ua値)の計算方法を確認したい時があるのですが、ググるといっぱい出てきます。

断熱材メーカーのサイトとか個人で解説されているサイトとか、それはそれで分かりやすくて宜しいのですが、出典元として書きたいようなケースだと、ちょっと使いにくい。

おそらく建築研究所のサイトにあるだろうと調べると。。。

住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に関する技術情報

なんかそれっぽい項目はあるんですが、残年ながら準備中。。。

次に参考にしたのはこちら↓

一般社団法人日本サステナブル建築協会

HOME > FAQ 住宅 > 省エネルギー基準 > 外皮基準の計算

で、ここのFAQから再び建築研究所のサイトに戻ったここ↓にあります。

建築研究所

外皮の熱損失の計算方法

うーん、わかりにくい。でも建研に元があるのが分かったのでひとまずOK。

解説としては、こっちの方が分かりやすいかも。

一般社団法人日本サステナブル建築協会
省エネサポートセンター
外皮計算プログラム

HOME > 住宅 > 算定プログラム > 外皮計算プログラム

住宅の改正省エネルギー基準の建築主の判断基準と設計・施工指針の解説[第2章1(外皮基準)]

↑これの「1.2.外皮平均熱貫流率等の計算方法 」に記載。

国土地理院の3D地図

国土地理院の地図のサイトって航空写真とか満載で、なかなか面白いのですが、しばらくぶりに覗いたら3D機能とか付いてますね。(前からあった?)

地理院地図

地図を表示して、画面右上の「機能」から「3D」を選ぶと。。。

地理院地図

3Dの表示が現れます。さすが関東平野。ぺらぺら過ぎて3Dに見えない。

地理院地図3D

高さ方向の倍率を10倍に上げてようやく立体的に見えてくる。

地理院地図3D

目黒川に沿って谷が形成されているのが、よく分かる。(実際、このあたり歩くと坂ばっかりです)

以下、リンク先。

国土地理院

地理院地図

地理院地図3D(恵比寿駅周辺

 ファイルとしてダウンロードもできるので、いろいろ使えそうですね。

WebGL 3D