TRNBuild
多数室モデルのshading/insolation matrixの解像度
TRNSYSの建物モデルでは、shading/insolation matrixを用いて日射遮蔽効果を評価します。解像度設定には、標準的なMedium(577パッチ)と、より詳細なHigh(2305パッチ)があり、遮蔽効果の重要性や計算タイムステップに応じて選択されます。
TRNSYSでU値のチェック
TRNSYSで建物モデルはType56/TRNBuildで扱います。物性値や内部発熱、暖冷房の条件はTRNBuildで設定を行いBuiファイル(*.b18, *.b17, *.bui)に保存します。このときBuiファイルと同時に以下の3種類のファイルが保存されます。 ファイル拡張子内容*.bld壁構…
TRNSYS3Dでエラー箇所を探す
TRNSYS3D/SketchUpで作成した建物モデルがTRNBuildへのインポートでエラーになることがあります。 https://www.kankyoukei.com/2020/03/trnbuild-import-errors.html 表示されるメッセージや対策はリンク先にまとめてあります。…
保温カーテンの効果が出ない(TRNSYS-USERSより)
TRNSYS-USERSに保温カーテンに関しての質問が流れていました。Windows typeのAdditional Thermal Resistanceを設定しても熱損失に影響しなかったようです。 Internal shading device problem in Type 56 温室で作物を保…
Window Libの略称の用語
TRNSYS/Type56のWindow libraryのパラメータは略称で表記されています。LBNL WINDOWでも同じ略称が使われているので、一般的な表記じゃないかと思います。 が、初めて見ると何のことか分らないので日本語訳をまとめました。 略称意味単位U-value熱貫流率1/m2Kg-va…