TRNSYS3DでSurface Matching
2012年6月19日
2019年4月15日
TRNSYS3Dだと建物の形状を作るのは簡単。でも壁ごとの属性を設定していくのがめんどくさい。
そういう時にSurface Matchingを使うと、壁を一気に設定できます。
例えば、3ゾーンのモデルだとして。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/2012-06-19_1307Model.png?resize=320%2C180&ssl=1)
単に作っただけだと、内壁も外壁(EXT_WALL)のまま。このままだと、隣接していると認識されません。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/9c762fc3c7199ed50234f57412657da3.png?resize=320%2C192&ssl=1)
ここでSurface Matchingをを実行。 すべてのゾーンをサーチして、隣接しているゾーン間の内壁を設定してくれます。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/2012-06-19_1309SurfaceMatching.png?resize=320%2C192&ssl=1)
再び、同じ壁の属性を確認すると、こんどは内壁(ADJ_WALL)になっているのがわかります。
![](https://i0.wp.com/www.kankyoukei.com/wp-content/uploads/2019/04/89996249e94b7939a348ee1b8d2716fc.png?resize=320%2C192&ssl=1)
3ゾーンぐらいだと、それほどありがたみが無いですが、ゾーンの多いモデルだと非常に作業が楽になります。
2012/6/20追記
まれに正しくMatchingできない時がありますが、そういうときは、一度Unmatchingしてから、再度Matchingするとうまくいきます。