TRNSYS3D

TRNSYS入門(3) アプリケーションの構成 TRNSYS

TRNSYS入門(3) アプリケーションの構成

前回、モジュラーアプローチについて説明しました。TRNSYSでは基本的な計算機能や機器をモジュール、あるいはコンポーネントと呼ばれる単位で提供されると書きましたが、他にもTypeという呼び方もあります。少々紛らわしですが、TRNSYSのドキュメントでは特に区別していなければ基本的に同じ物を指します。…
TRNSYSで間仕切りに窓をつける TRNSYS

TRNSYSで間仕切りに窓をつける

間仕切りに窓って言うとなんか変な感じがしますが、内部開口について、立て続けに尋ねられたので、ちと、まとめてみようかと思います。 内部開口が必要なモデルはどんなモデルかと言えば、例えばこんなモデル。 分かりやすいようにX-Rayモードで表示すると、こんなモデル。 断面を切って表示すると、こんなモデル。…
TRNSYS17.1を試す:Movable Shading TRNSYS

TRNSYS17.1を試す:Movable Shading

窓のShading Factorが条件で変更できるようになりました。可動式ルーバーとか、ブラインドみたいなものが扱えます。 今までもInputで扱えば開閉状態を扱えましたが、条件をWindow Typeで指定できるため、設定が格段にやりやすくなりました。 日射の影響って大きいですから、ちょっと試して…
TRNSYS17.1を試す:日射データの扱いが変わった! TRNSYS

TRNSYS17.1を試す:日射データの扱いが変わった!

日射データの扱いが変わったというか、新し設定方法が追加されています。 17.0までは、面ごとの日射量を気象データリーダー側で計算してType56へ接続するという流れで計算していました。 これが17.1ではType56内部で計算できるようになります。 何が便利かって言うと、日射の接続が極端に楽になりま…
TRNSYS3DでSurface Matching TRNSYS

TRNSYS3DでSurface Matching

TRNSYS3Dだと建物の形状を作るのは簡単。でも壁ごとの属性を設定していくのがめんどくさい。 そういう時にSurface Matchingを使うと、壁を一気に設定できます。 例えば、3ゾーンのモデルだとして。 単に作っただけだと、内壁も外壁(EXT_WALL)のまま。このままだと、隣接していると認…
TRNSYSのBuiファイルから形状を復元してみる TRNSYS

TRNSYSのBuiファイルから形状を復元してみる

2019/04/15追記現在のバージョン(TRNSYS18)ではTRNBuildからIDF形式のファイルをエクスポートして、TRNSYS3Dで再読み可能です。(このツールを使わなくてもOKです) TRNSYS17からBuiファイル(*.b17)に形状データが含まれるようになりました。ただしTRNSY…