meteonormの気象データ

TRNSYSに標準添付の気象データ、Meteonormには1,000地点以上のデータが含まれています。含まれるデータについて詳しくはドキュメントにすべて記載されています。

とはいえ、ボリューム感が湧かないのでPluginを作って地図上に配置してみました。

ヘッダーを解析する

MeteonormのデータはTMY2形式で提供されています。この形式のファイルはヘッダー部分に都市名や緯度、経度の情報が含まれています。(Table 3-1. Header Elements in the TMY2 Format

下のリストは日本の百里の気象データのヘッダー部分です。「Hyakuri」の地名に続いて緯度、経度、標高の値が並んでいます。

477150Hyakuri (Jasdf)           9   N 36 11 E 140 25  35  
95010101000000000000?40000?40000?40000I40000I40000I49999?0  
95010102000000000000?40000?40000?40000I40000I40000I49999?0  
95010103000000000000?40000?40000?40000I40000I40000I49999?0 

この部分から位置が取得できるので、あとは地図を用意してその位置にアイコンを配置します。

OpenStreetMapを使って表示

PluginではOpenStreetMapを使ってアイコンを配置しています。下の画面はPluginの起動直後、現在位置に合わせて周辺の地図と気象データ位置を表示しています。

現在位置に合わせて周辺の地図と気象データ位置を表示
現在位置に合わせて周辺の地図と気象データ位置を表示

ズームアウトすると世界中のデータが表示されるのですが、ごちゃごちゃして見にくいので画面左上に専用の簡易地図を用意しています。

少々分かりにくいので拡大して抜き出したのが下の画面。赤い点すべてが気象データの位置になります。

赤い点すべてが気象データ
赤い点すべてが気象データ

米国がすっぽり抜け落ちていますが、これはMeteonormとは別にデータが提供されているためです。

ロシアがやや少なめですが、Meteonormではまんべんなく世界中がカバーされているのが分かります。

変わったところでは南極の昭和基地のデータも含まれています。(地図にプロットしてみて初めて気がつきました)昭和基地はもっと南極点に近い場所かと思っていたのですが、意外と赤道よりですね。

南極の昭和基地のデータ
南極の昭和基地のデータ

2018/7/25 追記

プラグインを公開しました。

https://github.com/TRNSYSJP/TRNSYS.JP/releases/tag/0.9.0

このPluginはもう少しブラッシュアップしたら公開する予定です。

実際に動いている様子です。

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。

Windows10 Pro(64bit, 1803)
.NET Framework 4.6
TRNSYS18.00.0019(64bit)

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