TRNSYS INCLUDEステートメント

INCLUDEステートメントってFORTRAN、その他、プログラミング言語ではポピュラーな存在ですが、TRNSYSにもあるんですねぇ。

TRNSYSのINCLUDEステートメント

機能や使い方はプログラミング言語と一緒で、外部ファイルに記述された内容を計算の一部として取り込むことができます。

INCLUDEで外部ファイルを取り込む

TRNEditや直接Dckファイルを編集して計算実行する際に使用します。

書き方は、INCLUDE に続けてファイル名を指定するだけです。

INCLUDE MySetting.inc

こうすると計算が実行される際に、MySetting.incで指定されたファイルを取り込んで実行してくれます。

で、何に使うかですが、ちょっとずつ条件が違うけど、基本的には同じシミュレーションを繰り返したいケースで使用します。条件ごとにファイルをそれぞれ用意して使用します。

例えば、暖冷房期間をEquationを使って処理する事がありますが、この処理を寒冷地と温暖地で切り換える処理を想定してみます。

Equationで暖冷房期間を切り換える処理

INCLUDEの利用例

はじめに、暖冷房期間の異なる次のようなファイルを用意します。

case1_cold_area.inc( 寒冷地域用)

* EQUATIONS "Equa"
* 
EQUATIONS 3
HOUR = mod(time,8760)
HEATING = or(le(HOUR,2880 ),ge(HOUR,6552))
COOLING = not(HEATING)

case2_warm_area.inc(温暖地用、暖房期が短い)

* EQUATIONS "Equa"
* 
EQUATIONS 3
HOUR = mod(time,8760)
HEATING = or(le(HOUR,2160 ),ge(HOUR,7296))
COOLING = not(HEATING)

これで、DckファイルにIncludeを次のように記述すると、指定されたファイルの内容が取り込まれます。

この例は寒冷地用のファイルを取り込んでいます。

Include case1_cold_area.inc

温暖地用を取り込む場合は次のように書き換えます。

Include case2_warm_area.inc

Includeで差し替えた部分以外はまったく同じ内容が使用されます。違う条件だけ外部ファイルに切り分けできれば、効率的にシミュレーションを行う事が

動作環境

以下の環境で動作を確認しています。
Windows10 Pro(64bit, 1909)
TRNSYS18.02.0000(64bit)

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