作ってみようTRNSYSコンポーネント:補足 FORTRANの環境設定

しばらく前に書いた「作ってみようTRNSYSコンポーネント」の補足です。

TRNSYSの設定によっては、うまく記載通りに開発環境(Intel Visual Fortran)が起動しないケースが有るようです。

その場合、FORTRANの開発環境の設定が必要になります。

設定方法

Simulation Studioを起動して、[File]-[Settings…]で表示されるダイアログでDirectoriesタブのFORTRAN environmentの項目に開発環境を起動するパスを設定すればOKです。

以下、Microsoft Visual Studioを使用する際の設定例です。使用するVSのバージョンに合わせて設定します。

インストールフォルダを変更されている場合は、適宜読み替えて下さい。

Windows7(32bit)

VS2008
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2010
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2012
“C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 11.0\Common7\IDE\devenv.exe”

Windows(64bit)

VS2008
“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2010
“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\devenv.exe”

VS2012
“C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 11.0\Common7\IDE\devenv.exe”

Shellで起動

VSのShellで利用されている場合については、手元に環境がないので確認できませんでした。

おそらくスタートメニューにIntel Visual Fortranの起動用の項目が追加されていると思うので、それのリンク先をコピペすれば大丈夫だと思います。←くどいようですが手元に環境がないのでうまく行かなかったらごめんなさい。

関連記事

(1) 準備編
(2) プロフォルマ
(3) ソースコードの生成
(4) ソースコードの編集
(5) Simulation Studioで実行
(6) デバッグしてみる
補足 FORTRANの環境設定

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